2022年12月31日

松戸市仲井町「手打ちそば ひなり」で“せいろと大えび天”

今年の大晦日は通院で出かけなくてよい日でした。

なので年越しそばも近所でいただきました。

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せいろと大えび天


手打ちそばに揚げたての大えび天。

大晦日ということで盛況でしたね。

ごちそうさまでした。


今年もいろいろありましたけども、穏やかな年越しとなりました。

みなさまよいお年をお迎えくださいませ。



【手打ちそば ひなり】
千葉県松戸市仲井町3-25-101
https://m.facebook.com/100063581889752/
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2022年12月30日

【オランダ🇳🇱】オリボーレン

改めまして、大晦日に食べるお菓子です。

ドイツの「ベルリーナー・プファンクーヘン」には「クラプフェン」という地方名があります。

で、「クラプフェン」もジャム入りドーナッツのベルリーナーを指す場合と、空気多めのシュー生地タイプを指す場合とがあります。

オランダで大晦日に食べる風習のある「オリボーレン」(“油のボール”という意味)は、シュー生地タイプのクラプフェンによく似ています。


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オリボーレン


甘さはほとんどなく、レーズン入りのシンプルな揚げ菓子ですね。

日本でも売られてまして、意外なことに「JACK IN THE DONUTS」で取扱いがあります。


【JACK IN THE DONUTSヨドバシAkiba店】
東京都東京都千代田区神田花岡町1-1
http://jack-donuts.jp/
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2022年12月28日

【ポルトガル🇵🇹】「ナタ・デ・クリスチアノ」のボーロ・レイ

1月6日の公現祭にあわせてフェーヴ入りのガレット・デ・ロワを食べるフランスの風習が広く知られるようになりましたが、他の国にも同じような意味合いのお菓子がみられますね。

ポルトガルのBolo Reiボーロ・レイとスペインのRoscón de reyesロスコン・デ・レイエス。

バルカン半島のvassilopitaヴァシロピタも仲間に入りそうですね。


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今回は代々木八幡「ナタ・デ・クリスチアノ」のボーロ・レイを注文してみました。


リング状のパン(王冠のイメージ)がドライフルーツ等でカラフルに彩られています。

フェーヴを入れて切り分ける風習は、もともとは古代ローマの農神祭に由来するようですね。


(追記)1月6日まで少しずつ食べ進めてみたところ、徐々に生地がしっとりなじんできて、よいものでしたよ!



クリスマスにまつわる各国のお菓子をちょこちょこ試してみた12月。

トータルではケーキよりもはるかに高くついたのは、ここだけの話です。



【ナタ・デ・クリスチアノ】
東京都渋谷区富ヶ谷1-14-16 スタンフォードコート103
http://www.cristianos.jp/nata/menu.html
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2022年12月27日

【島根県】

日本橋にあったアンテナショップは日比谷シャンテに移転してました。

和菓子など興味をひかれるものは多々ありますが、賞味期限の長いものは……

と、保存食そのものの商品が販売されているのをみつけました。


◇安心米Quick(賞味期限:購入後約5年)

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きのこご飯&ドライカレーの2種類を購入。

アルファ化米飯なのでまさに防災食ですね。


アルファー食品株式会社
島根県出雲市大社町北荒木645番地
https://www.alpha-come.co.jp/index.html


【日比谷しまね館】
東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ地下1階
https://www.shimanekan.jp/

2022年12月23日

【イタリア🇮🇹】ボンボローニ

とある寒い土曜日。

ドイツでは大晦日(&謝肉祭の時期)にベルリーナー・プファンクーヘンというジャムドーナッツを食べる風習があります。

クリスマス前でも売ってるかも、と以前ベルリーナーを購入したことのある日本橋浜町「タンネ」を訪れてみたところ、
「ベルリーナーは1月と3月に発売します」とのこと。
うん。ですよねー。

それなら似たものでいいかな、とボンボローニ(イタリアのクリームドーナッツ)を買いに行くことに。

最近有名になった新富町「Litus」を訪れると、すでに売り切れでした。なんということだ。

次の出来上がり時間のぶんを予約できるとのことなので、待ち時間で銀ブラ。

寒いのでお茶でも、と思いついたのが銀座にもある「STARBUCKS RESERVER」。

Princi(イタリア発のベーカリー)のペストリーを取り扱っているんですよね。

コーヒー自体はスペシャルなぶんだけなかなかお高いのですけども。

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で、ティラミスクリーム入りのボンボローニとカプチーノを注文してひと息ついたのですが。

いまなんで時間をつぶしてるんだっけ。ボンボローニ待ちだよね。

だのになぜボンボローニを食べているのだろうか。根本的に行動が間違ってるんではなかろうか。

ついでにボンボローニはあんまりクリスマスとは関係なくて。

寒い時期の方が美味しく食べられるとは思いますけども。

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(こっちが「リートゥス」の。カスタードとピスタチオ。)

でも実際美味しかったので、結果が良ければオールOKです。


【ドイツパンの店 タンネ】
東京都中央区日本橋浜町2-1-5
https://bakerytanne.com/

【Litus】
東京都中央区新富2-9-6
https://www.instagram.com/litus2021/?hl=ja

【スターバックス リザーブRストア 銀座マロニエ通り】
東京都 中央区 銀座3-7-3 銀座オーミビル
https://www.starbucks.co.jp/reserve/
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2022年12月17日

【静岡県】

静岡県単体のアンテナショップに心当たりがないので、お馴染みの日本百貨店へ。
静岡県のコーナー、いろいろ揃ってます。


◇やきとり たれ味・ゆずこしょう味(賞味期限:購入後約2年半)
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“焼き鳥ならホテイ”の焼鳥缶詰。
ホテイって静岡県の会社だったんですね。
定番の鯖缶やツナ缶に混じって焼き鳥缶があると、ちょっとうれしいかも。


潟zテイフーズコーポレーション
静岡市清水区蒲原4-26-6
https://www.hoteifoods.co.jp/



◇静岡おでん(賞味期限:購入後約2年半)
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静岡といえば静岡おでん。
しかし缶詰があるとは想像できませんでした。
むかーし話題になったおでん缶を連想しましたね。
ま、フレッシュな方が美味しいのだろうとは思うのですけども。

駒越食品株式会社
静岡市清水区駒越東町10-8
http://komagoeshokuhin.jp/


近年有名になった塩辛屋さんの商品には惹かれるのですけども、塩分的にNGなのですよね。


【日本百貨店しょくひんかん】
東京都千代田区神田練塀町8-2 CHABARA内
https://www.nippon-dept.jp/shop/default.aspx

2022年12月16日

【英国🇬🇧】クリスマスのお菓子C ミンスパイ

おまけで英国からも。

英国のクリスマス菓子といえばクリスマス・プディングとミンスパイ。

あのみっちり詰まったプディングは独り身には量が多いので、ミンスパイを買いました。

minceミンス(=ミンチ)といっても、いまは肉ではなくドライフルーツが使われてますね。


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東麻布「モーニングトン・クレセント」のもの。

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以前に購入した九段「スワン&ライオン」のもの。

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レイジーデイジーベーカリーのもの。

一般的にミンスパイの中身はレーズンのみであることが多いのですが、「レイジーデイジーベーカリー」のミンスミートはブラムリーアップル・ドライフルーツ・スパイス・バターという構成なので、レーズン単体が苦手な方でも美味しくいただけると思います。


【レイジーデイジーベーカリー】
東京都文京区湯島2-5-17
https://www.facebook.com/lazydaisybakery/
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2022年12月15日

【チェコ🇨🇿】クリスマスのお菓子B ツックロヴィー

東欧はチェコから。

チェコのクリスマスクッキー、ツックロヴィー。

アドベント(クリスマス前4週間)からさまざまなクッキーを焼きため、クリスマス以降に家族で食べるものだそうな。

年末に向けて甘くて保存のきくものを用意するのは、欧州各地にみられる傾向ですね。

個人でチェコのお菓子を作ってらしてる「ツックル」さん、ちょくちょく利用しています。

今回はクリスマスに合わせて6種類入りのミニツックロヴィーセットを購入しました。

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・Perníčky(ペルニーチュキ/スパイス入りクッキー)
・Linecké koláčky(リネツケー・コラーチュキ/ラズベリージャムをサンドしたクッキー)
・Rohlíčky(ロフリーチュキ/ホロッとした食感のU字型クッキー、ツックルさんのはヘーゼルナッツ風味)
・Ořechy(オジェヒ/ココア生地にくるみたっぷり、クルミを模したお菓子)
・Pracny(プラツニ/スパイス入り、熊の手の形のクッキー)
・Kokosové pracny(ココナッツプラツニ/ココナッツ風味クッキー)


クリスマス時期にチェコに滞在した際、クリスマスマーケットのあちこちに濁った水の入ったビニールプールがあったんです。

なんだろうと思ったら鯉。鯉食文化があるんですよね。

魚型のペルニーチュキは、クリスマスに食べる鯉を表しているのですね。


【チェコのお菓子屋ツックル】
https://www.facebook.com/cukr.mi/
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2022年12月14日

【スペイン🇪🇸】クリスマスのお菓子A ポルヴォロン、マンテカード、トゥロン

南欧はスペインから。

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ポルヴォロン

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マンテカード


ポルヴォロンとマンテカードは“クッキー生地の落雁”とでも形容すべき?お菓子。

材料は小麦粉、砂糖、油脂、アーモンドなどのナッツ。

非常に崩れやすいので個包装にしないと形が保てなくて、成型はしてあるものの、ほぼほぼ粉そのもの。

このふたつはとてもよく似たお菓子で、外見ではほとんど見分けがつきません。

「ドゥルセ・ミーナ」の店内に掲示されていた説明によると、より油脂が多く使われているのがマンテカード、とのことです。



トゥロンはフランスでいうところのヌガー。

ナッツやドライフルーツなどを蜂蜜と卵白で固めたもので、ハードタイプ、ソフトタイプ、そして生タイプがあります。

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今回はトゥロン・ブランド・カリダッド・スプレマ(アーモンド含有率の多いトゥロン)のハードとソフトタイプの両方を買って食べ比べてみました。

ソフトタイプの方は初めていただきましたが、くちどけのよいピーナッツバターのような、ちょっと不思議なお菓子でしたよ。


【ドゥルセ・ミーナ】
茨城県守谷市ひがし野3-11-2
https://dulcemina.jp/
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2022年12月13日

【フィンランド🇫🇮】クリスマスのお菓子@ joulutorttuヨウルトルットゥ

ブッシュ・ド・ノエルとシュトレンは日本でもかなり浸透しましたね。

その次がパネトーネあたりでしょうか。

ベラヴェッカ(フルヒテブロート)もよくみかけるようになりました。

ヘクセンハウス(お菓子の家)は主に受注生産でしょうから、店頭にあったとしても展示用かもですね。


今年は欧州の中心から少し離れたところにあるクリスマス菓子をちょこちょこと試してみることにしました。


北欧はフィンランドから。


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joulutorttuヨウルトルットゥ


風車のような、十字手裏剣のようなカタチのパイはフィンランドの伝統的なクリスマス菓子で、星を表しているそうな。

パイの中心のフルーツは、通常はプルーンが使われます。

冷凍パイシートがあれば比較的容易に作れるそうなので、いまの時期、フィンランドに関わりのある場所では結構取扱いがあるのでは。


【Hyvää Matkaa!ヒュバ・マトカ】
東京都渋谷区神宮前5-18-10 エクサスペース1-A
https://www.nordic.co.jp/news/28637/
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2022年12月08日

【オランダ🇳🇱】聖ニコラウスの日B シンタクラース

オランダでは12月6日のお祝いを「シンタクラース」と呼びます。
「サンタクロース」っぽいですね。

東麻布「モーニングトン・クレセント」では不定期で土曜日に英国菓子の販売があるのですが、今回はシンタクラースのタイミングに合わせてオランダのお菓子が用意されるというので買いに行ってきました。

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・Gevulde koek(円形のアーモンドペースト入りクッキー)
・Gevulde speculaas(フィリング入りの細長いスペキュロス)
・Boter koek(バターケーキ)

オランダ語の「Koekクーク」はケーキやクッキーの意味で、「Gevuldeヘフルド」はおそらく〈埋める・詰める〉の意味の動詞由来かと。

いずれもバターたっぷりのザックリ食感で、英国菓子同様に紅茶泥棒なやつですね。

欧州版のサンタクロースにはちょっと怖い相棒や助手が一緒にいる場合が多く、良い子にプレゼントをくれるだけでなく、悪い子にはお仕置き(とはいってもプレゼントが石炭や木の枝になってしまう程度です)があったりします。

日本の「なまはげ」のような風習を連想しますね。


むかーし、NHKで放映された『PEANUTS』のハロウィーン回で、子供たちがトリックオアトリート!で家をまわった際、他の子はいろいろなお菓子をもらっているのにチャーリーブラウンだけは「かりんとう」しかもらえないという話がありました。

ところが原語のチャーリーブラウンのセリフは「I got a rock」、つまり「石ころ」しかもらえてなかったという衝撃の内容で、日本のスタッフはモロモロ鑑みて「かりんとう」と配慮の翻訳をしたのでしょう。

もっとも、欧州版サンタクロースの風習を知ってみると、石ころのプレゼントにもそれなりの意味合いがあるのかもですね。チャーリーブラウンが悪い子だとは思いませんけども。


【モーニングトン・クレセント】
東京都港区東麻布 2-14-3 カサド並木101
http://mornington-crescent.co.jp/
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2022年12月07日

【ベルギー🇧🇪】聖ニコラウスの日A スペキュロス

ベルギー・オランダあたりで聖ニコラウスの日のお菓子といえば「Speculoosスペキュロース/Speculaasスペキュラース」。

シナモンやクローブなどのスパイス入りで、ザクザクとした食感のビスケット。

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ブリュッセルの「MAISON DANODYメゾン・ダンドワ」のものが有名ですね。

って、大丸東京まで買いに行ったら店舗は撤退してました。

日本唯一の店舗だったのに、なんということだ。

さいわい通販は継続していたので購入できましたけども。


スペキュロスはベルギーあたりが発祥と言われますが、外野から見ると各地にみられるジンジャーブレッド/ジンジャービスケットのバリエーションのひとつに思えますね。


【メゾン・ダンドワ】
https://cselect.jp/
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2022年12月06日

【フランス🇫🇷 ドイツ🇩🇪】聖ニコラウスの日@ マナラ

12月6日は聖ニコラウスの日。

聖ニコラウスはサンタクロースのモデルとなった聖人ですね。

フランスのアルザス地方には、聖ニコラウスの日に「manala(マナラ)」というブリオッシュ生地の人型パンを食べる風習があります。

その場合、飲み物はショコラ・ショー(ホットチョコレート)が定番ですね。

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東京ではあまりみかけませんが、毎年「PAUL」で期間限定販売してますので、今年は買ってみました。
※「サンニコラ」の名前で販売されています

ドイツの西部地域にも同じような風習がありまして、そちらの人型パンは一般的に「Weckmann(ヴェックマン)」と呼ばれます。

が、なぜだかやたらと地方名が多く、今川焼の呼称の比ではありません。


スイスでは「Grittibänz(グリッティベンツ)」などと呼ばれています。


【PAUL】
https://www.pauljapan.com/
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