川崎で働き始める前からその名を知っていたのが「インティライミ」。
有名なペルー料理レストランです。
こちらには夜にもときどき伺ってます。
メニューはほとんど「アルコイリス」と同じ。
「アルコイリス」が家庭料理そのままな印象なのに対して、
「インティライミ」では調理にプロのワザが見受けられます。
それはチャウファ(炒飯)の仕上がりであったりとか、
サラダにかかったソースだとか、小さな部分なのですけど。
また、昼でもデザートが用意されてますね。
ただしこちらはスロースターターといいますか、
ランチはあまり混みません。
路面店で目隠しのあるガラス戸だと、中が見えません。
一見さんにとっては敷居が高く感じられるのかもしれません。
また、ランチメニューが日替わりで2種類と少ないことから、
ランチは「アルコイリス」の方を選ぶ人が多いのかもしれません。
ランチタイムも終わる頃、徐々に人が増えていきます。
ほとんどが常連さんのようで、スペイン語を話す方ばかりです。
そしてランチセットではなく、アラカルトで注文なさってます。
そして夜はかなり混みあうことも珍しくありません。
すぐ近くにある2軒のペルー料理店ですが、そんな違いがありますね。
僕が「インティライミ」を訪れるのは、最近では水曜か日曜。
日曜日にはランチがないので、アラカルトで料理を選びます。
それでもランチセットがいいな…と思ってしまうことも多いのは、
セットについてくる、このサラダのせい。
グリーンのバジルのソースが、いかにも美味しいのです。
スープは素焼きの鉢で出てくることが多いようですね。
どれも美味しいと思います。
それから、こちらの店には、多少いい加減なところもあります。
何がいい加減かといいますと…
まずは、ときどきサービスがあるんです。
たまたまレモンジュースを作ってあるからどうぞ、とか。
今日は寒い日だから紅茶をどうぞ、とか。
元気が出るからインカコーラをどうぞ、とか。
チチャ・モラーダなんか、よくサービスしてもらいました。
そのサービスの基準は、どうも「気分」のようなのです。
一見さんから見ればどうだろう?とも思うのですが。
同様に、決め事が必ずしもカチッと決まってないですね。
たまに、出てくるはずのものが省略されて別のものが出たりとか。
そういう意味で、慣れてくるとユルさがわかってきます。
ちょっと可笑しいな、と思いつつ、そういうのは嫌いではありません。
こちらの店の存在も、僕にとってはココロの支えでした。
とりあえず3年半、ありがとうございました。
(こちらも感謝の気持ちをこめて、星4つ★★★★☆)
◆店舗情報
【インティライミ】
住所:川崎市幸区大宮町15三巧ビル1階
電話:044-511-4225
営業時間11:30〜23:00(平日ランチ11:30〜13:30)
火曜定休
http://www.rest-intiraimi.com/
2010年02月18日
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それとも・・・独立?
なんにせよ、私が離れてしまった川崎という街を、kanさんのこのブログのおかげで再発見。
もし、この街を離れたとしても、また遊びにきてやってください。
ある日、突然、住吉のくずもちを食べたくなったりするからね。
(今、風邪を引いていて、喉が痛いのよ。こういうとき一番食べたいのが小さいときから普通に食べられた住吉のくずもちなのですよ。おしゃれな田園都市線では食べられない、わたしのソウルフードです)
異動でも独立でもないんですけど。
川崎を離れたとしても、
定点観測は怠らないようにしたいと思います。
>異動でも独立でもないんですけど。
いや、ペルー料理店2軒のエントリーを見て、私もてっきり異動 or 独立されるのだと思っておりました(汗。
まずは一安心。
書くタイミングがちょっと早かったでしょうか。
新刊書店を開業するには…
小さな店でも、本を仕入れるだけで3000万くらいかかります。
そのほか人件費、家賃、光熱費、送料など。
新刊書店でいちから独立というのはあまり現実的な選択肢ではありませんよね。
古書店ならアリでしょうけど。
はい、この2軒は近いです。
駅から歩いて通りの右側なら「アルコイリス」ですね〜
ランチタイムだとご近所の勤め人(日本人)でいっぱいですよ。