Buchsからは列車に乗り、ボーデン湖方面へ向かいます。
ボーデン湖の南、北東スイスにはあまり行く機会もないので、
ザンクト・ガレンやシャフハウゼン、アッペンツェルを歩きまわろうかな…
そう思ったのですが、旅の残り時間を考えると厳しそうです。
しかし、せっかくボーデン湖畔まで来たならば、譲れないものがひとつ。
ドイツ語で「フェルヒェン」と呼ぶ魚の料理です。
(ちなみに「ヘルフェン」だと「助ける」という意味の動詞です)
そのためにシュタイン・アム・ラインという町で途中下車。
フェルヒェンが食べられるレストランを求めてさまよい歩きます。
と、川を越えたあたりにホテルとレストランが集まった区画を発見。
よさげなレストランをみつけたら、さっそく尋ねます。
「フェルヒェンあります?」
あるそうです!やった!
ただし、レストランのオープンは夕方になってから。
確かこちらの店だったと思います。
このレストランはホテルも兼ねているので投宿することに決め、
夕食の時間まで町歩きをすることにします。
さきほど渡った川に、橋の上から地元の人がどんどん飛び込んでます。
涼しそうだ。
そういえば鎧塚氏も修業中にライン川でよく泳いだって話ですね。
http://www.grand-patissier.info/ToshiYoroizuka/story/story01/0007/index.html
そしてジェラート屋さんも発見!
オーストリアではケーキを食べることを使命としておりましたので、
スイスに入国したことを契機にアイス自粛令を解禁することにします。
ひとくち。
アイス自粛令を守っていた自分の馬鹿さ加減にショックを受けました。
夏はケーキより断然アイスだ…
さて、楽しい夕食の時間です。
とても上品な料理を堪能しました。
みじん切りの野菜の詰め物なども隠れており、繊細さにびっくり。
フェルヒェンならカラッと揚げたフライも捨てがたいのですけど。
料理をいただいてるとき、厨房の方で何かをひっくり返した音が。
続いて、シェフが?見習いの人を?罵倒する声が。
マダムが厨房に走り、とりなす声が。
そのへんのドイツ語がよく聞こえなかったのは幸いでした。
ところでフェルヒェンは、実はすでに日本に移植されています。
http://www.pref.nagano.jp/xnousei/suishi/yukimasu/yukimasu.htm
和名は「信濃雪鱒」。なので日本でも食べられるんですけどね。
ホテルの朝食はクロワッサンで、ちょっとだけラテン寄りでした。

