と、昔ながらの和菓子店をみつけました。

すあま110円、黄身時雨135円、うぐいす餅170円。
価格もお手頃。
この単価でどうやって店が成り立つのだろう?といつも考えます。
実は小学生のとき同級生に和菓子屋さんのうちの子がいたので、
遊びに行ってお父さんの仕事を見せてもらったことがあります。
作っているアンコの量の多さに対して、店頭売りのお菓子が少ない。
店頭に出すのは売り切り分のお菓子だけで、
アンコは別に行き先があるのでは?
と、いまさらながらに思い至るのでした。
お茶の稽古に和菓子はつきものですし、
冠婚葬祭でも需要があるでしょうし、
餅や赤飯などの注文もあるのでしょうね。
栄光堂さんの店内で鏡餅の制作途中みたいなものを発見しまして、
これにも「なるほど」と。
病院を抜け出した時間に世の中の仕組みに思いを馳せるのでした。
(星2つ半★★☆☆☆)
◆店舗情報
【和菓子司・新宿栄光堂】
住所:東京都新宿区若松町30−7
電話:03-3202-3799
営業時間10:00〜19:30
日曜定休
http://eikoudou.com/
今、普通に黄身時雨を売っているお店は貴重です。それにこのお値段はさらにいっそう貴重です。
黄身時雨の頭は、ぽんっと焼印を押されたのでしょうか?
すあまも懐かしい限りです。祖母の家があった大田区下丸子の豊田屋さん(多分そんな店名だった)でも、同じようにすあまと黄身時雨、うぐいすもち、というラインナップがまだそろっているのかなぁ・・・。確かめに行きたくなりました。
時代は移ろいゆくものの、変わらぬものもありますね…
店も界隈も、のんびりした雰囲気でした。
黄身時雨は焼印なのでしょうかねえ。
仕事の休憩時間の糖分補給として、
じっくり確認せずにいただいてしまいました。
そういえば、同じすあまでも「舟和」のは形が珍しいんですよね。