暑い夏の年、ブドウは美味しくなるらしい。
「今年はよく晴れて日照量が多いので、すばらしいワインができるでしょう」
ドイツ滞在時、テレビで天気予報のお兄さんが言ってました。かなり嬉しそうに。
暑い夏とは関係ないかもしれませんが、この間試してみた「ナガノパープル」や、
出先でいただいた「ビッテロビアンコ」は確かに美味しかったのでした。
なのでこの際、せっかくなのでブドウの食べ比べをば。すべて種なしを選びました。
「黄玉」(ピオーネ×紅富士)
黄緑色の大粒種。ジャスミンの香りがするといわれます。
巨峰系から渋みを抜いたような味わいですね。
左は「ゴルビー」(レッドクイーン×伊豆錦)
うす赤紫色で、見た目は「甲斐路」に似てますが、実は大粒です。
肉質がしまって、弾力のある食感。
ちょっとワイン風味があり、単独で食べたらかなり美味しいブドウだと思います。
右は「翠峰」(ピオーネ×センテニアル)
黄緑色でかなりの大粒。ジューシーで、なによりとても甘いです。
お子様に食べさせて、これが標準だと思われたらあとで困ったことになるでしょう。
いやー、どれも大粒でジューシーな、美味しいブドウです。
いちばん好みだったのは「翠峰」。
品種改良もずいぶん進歩してるんですね。そして、手軽に入手できるのもありがたい。
ウズベキスタンの長粒種なんかも試してみたいなあ。
2010年10月07日
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暑すぎるのもどうだろう…
とは思うのですが、暑い年→美味しいブドウ、は本当だと思います。
最近のブドウは美味しくてびっくりしちゃいますね。
しかし巨峰が安物扱いされる時代がくるとは。