台中駅から各駅停車でまず彰化まで南下(所要約30分、27圓≒80円)、
そしてバスで彰化と鹿港を往復します(所要約30分、47圓≒140円×往復)。
彰化客運のバスチケットは、乗るときに運転手さんが一部をちぎり、
降りるときにまた運転手さんが回収するシステムでした。
鹿港は清の時代に貿易で繁栄していた港町で、
大小様々な廟や街並みが保存・復元されています。
ジュディ・オングさんおススメの町なのだとか。
比較的観光地らしい場所で、白人観光客の姿もみられます。
天后宮。
曲がりくねったレンガの小径、九曲巷。
鹿港はレンガの町なのでした。
鹿港の伝統菓子、牛舌餅(10圓≒30円)もいただいてみます。
中国語で「餅」は、小麦を丸く平たくのばして焼いたものですね。
「糕」が日本語の「餅」の意味に近いでしょうか。
歩道に今も使える井戸があったり、レンガ造りの焼却炉があったりしましたね。
彰化に戻り、「彰化肉圓」で干貝肉圓(50圓≒150円)をいただきます。
肉に加えて貝柱、シイタケ、タケノコ入りのちょっとリッチな肉圓です。
肉圓は、イモなどのでんぷんを使って肉や海鮮を包みこむような料理。
ぷるぷる系の独特の食感で、部分的にカリっとしてるところもあります。
注文の際、入口の壁に貼ってあるメニューを「これ!」と指さそうとしたら、
足元の段差につまづいて、手のひらでバーンと店の壁を強打してしまいました。
ついでに店を出るとき、ガラス戸の前で「開かないな…」と思ってたら、
店のおばちゃんが戸を開けてくれました。
ああ、そうだ、自動ドアじゃなかったんだっけ…
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個人旅行だと、こーゆー街によれるのがいいですね。
牛舌餅も美味しそう…。具はなんなのでしょうか?
欧州の町ほどには徹底してませんが、なかなか雰囲気ありました。
鹿港の牛舌餅の中身は、太陽餅同様にほんのり甘い麦芽糖の餡だったと思います。
これとは別に宜蘭という町では薄いパリパリせんべいタイプの牛舌餅があり、そっちは蜂蜜風味なのだそうです。