2011年01月22日

台南(その3)

おなかもいっぱいになりましたので、バスでぶらっと観光することに。

tw032.JPG
88番・99番のシャトルバスが、台南の主な観光地を巡っています。
本数は少ないのですが、車上観光の観点からも便利なバスです。

で、道は常に混んでいるので、バスが定刻通りに運行することはなさそう。
時刻表を見て「バスを逃したな」と思っても、変な時間にバスが来た…
台湾ではそういうことが何度もありました。

バス停では、「ここから安平に行けますか?」と尋ねられました。
とある女性に。英語で。どこに行っても道を尋ねられるのだなあ…

女性は韓国からの旅行者。水原(スウォン)で研究所にお勤めとのこと。
そういえば名刺もらったんだっけ。調べてみよう。え〜…

韓国農村振興庁・国立園芸特作科学院に所属する、偉い方でしたわ。


「あなたは漢字を簡単に読めるの?」などと聞かれます。

普段は意識しませんが、漢字を読めることは大きなアドバンテージなのですね。
一方で、中国語が話せなかったとしても、だいたいなんとかなってしまうので、
旅に必要なフレーズをちっとも覚えない…という弊害もありそうな気がします。

で、99番バスはちゃんと(?)遅れてバス停にやってきたのですが、
その女性が細かいお金を持っていなかったので、代わりにバス代を出しときました。
といっても、たかだか17圓(≒50円)ですから。

バスではおつりをくれませんので、常に小銭を用意しておかないといけません。
(日本のバスに装備されてるあの両替マシンって、優秀なのですよね)
バスターミナルから出発する場合には問題ないんですけど。
現地の方はセンサー式のプリペイドカードを使っていることも多いようです。

しばらく雑談などして、北朝鮮情勢が心配ではないか、などと考えるのですが、
目下の課題として、目的地でちゃんと降ろしてもらえるかのほうが心配なのでした。

tw034.JPG
女性は無事に安平で下車し、こちらは終点近くの「四草生態文化園區」で下車。

tw033.JPG
こんなエコロジーパークみたいなところにもデカい廟があるんだなあ。
(右下のトラックと比較するとわかります)

tw035.JPG
しばしのんびりと野生動物保護区を散策します。

サギが鈴なりになってる木なども発見。

tw036.JPG
台湾南部にはため池が多く見られます。灌漑用なのか、養魚池なのか。

tw037.JPG
そしてあちこちで野犬がフリーに走り回ってます。いいのか?

帰りのバスを待つのもヒマなので、88番バスの路線をめざして歩きます。

tw038.JPG
途中、河口の橋の上で釣りをしている人を観察。

tw039.JPG
台湾海峡。中国大陸は見えません。海は広いな大きいな。

tw040.JPG
1時間ほど潮風に吹かれつつ歩くと、安平の観光魚市へ到着。

観光魚市は朝早い時間でないとやってないのか、魚の姿はありませんでした。
そもそも建物内のテナントにほぼ店が入っておらず、ガランとしてるのでした。
残念ナリ。

ここからは88番バスでぐるぐると遠回りしながら、ゆっくり台南駅へ戻ります。
土曜日ということもあってか、街なかにはたくさんの人が行き交ってました。
特に安平の商店街は、中高生であふれかえっていましたね。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック