2011年01月25日

移動日(高雄→台東→花蓮→宜蘭)

高雄で考える。
あったかい南部にギリギリまで滞在するのもアリなんだよな…と。
そうすれば台湾最南端の墾丁にも、国立海洋生物博物館にも行ける。
その代わり、当初考えていた台湾一周はなくなる。

もともと旅の予定はどんどん現地で変えていくスタイルなのですが、
高雄で予備日を使ってしまったため、あまり日程に余裕がないのです。

結局「泣いて馬謖を斬る」心境で墾丁行きをあきらめ(大袈裟な)、
台湾東部の町・台東へ向かいます(所要約3時間、364圓≒1060円)。

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旅の道連れ、駅弁は有名な池上便當。鶏腿飯(85圓≒250円)をチョイス。

台湾東部は原住民族の多い土地。
台東11万の人口のうち、約半数を原住民族が占めるのだとか。
確かに、行き交う人たちにエキゾチック・タイワンな雰囲気があります。

地理的に考えたら、大昔の九州もいろんな民族のるつぼだったのかなあ。

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主に市場を散策した後、花蓮へ移動(所要約2時間50分、266圓≒770円)。

たまたまこのとき乗った急行が、台湾を一周する観光列車だったようです。
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本来なら回収される切符に車掌さんがメッセージを書いて、記念にくれました。

「台湾の車窓から」風景が流れていくのはなかなか楽しい…のですが、
北東部に近づくにつれて天候があやしくなり、ついには雨が降り出します。
花蓮で下車したときには本降りになってました。

花蓮は太魯閣峡谷をはじめとする台湾東部の観光拠点なので、
街の規模も大きく、観光目的の人の多さが目立ちます。
晴れてたら気持ちのいいところだろうなあ。

そして花蓮は大理石の街でもあります。
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アーケードや歩道に惜しげもなく大理石が使われていますね。
ベンチも大理石でできてますし、沿道には大理石の彫刻作品も設置されています。

ちょっと珍しい光景として、ゴミ収集の様子を見ることができました。
夕方、「乙女の祈り」のメロディとともに徐行運転のゴミ収集車が現れると、
沿道の住人が自らゴミを持ち寄り、収集車に放り入れるのでした。へえー。

で、散策中、ふと気づいたのです。花蓮在住の若い男女の垢ぬけていることに。
ジャージを着て食べ物をつついてる中学生も、何かカワイイ&かっこいい。
ショップのおねいさんたちを見ると、東京にいるような錯覚を起こしそう。
なんだかここだけ青山・表参道の住人で構成されているようなのでした。
ついでに花蓮駅・切符売り場のおねいさんもキレイでしたよ。

花蓮で数時間を過ごしたところで、また次の町を目指します。
雨降りなので、宿泊してアミ族の村や太魯閣を観光する定石のコースはパス。

これで日月潭(湖)・阿里山(山)・墾丁(海)・太魯閣(峡谷)といった、
アクティビティ的要素のある観光地は、全部スルーしてしまいました。
温泉も含め、それらは晴天かつ少し暑い時期の方が楽しめるように思います。
この記事へのコメント
>ジャージを着て食べ物をつついてる中学生も、何かカワイイ&かっこいい。

>ついでに花蓮駅・切符売り場のおねいさんもキレイでしたよ。

ちょっと花蓮行ってこよっかなぁ…。
Posted by teru at 2011年01月22日 21:54
あ、あくまでも主観に基づく見解でございますので、
話半分ということでご理解お願い申し上げます〜
Posted by kan at 2011年01月22日 22:35
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