そこから九份へのバスが出ているので、せっかくなので寄り道することに。
(宜蘭から急行で所要約70分、111圓≒320円)。
九份は金鉱の採掘で栄えた町。金が枯渇し一度は寂れたものの、
映画の舞台となってから観光地として復活、現在に至ります。
もともと雨の多い土地柄で、雨降りでも情緒があってなかなか良いのです。
ちなみに瑞芳までの道のりは、海あり、水田あり、渓流あり。
車窓からの景色を存分に堪能できますので、列車右手に注目です。
(台北から花蓮に行く場合にはもちろん、列車左手に注目!)
瑞芳の駅でコインロッカーに荷物を押し込め、駅前のバス停へ。
ちょうど「金瓜石」との表示があるバスがきたので、飛び乗ります。
しかし、どうもおかしいのです。
山道をくるくる上っていくはずなのに、こんな広い道路をひた走るなんて。
もしかして…と思って20分ほど経った頃、バスが停まります。
うん…ここは港だなあ。
運転手さんが発した言葉は「キールン」。って、やっぱり基隆かいっ!
逆方向のバスに乗ってましたわ。
運転手さんによると、バスの上部の行き先表示じゃなく、
フロントガラスに置いてあるアクリル板を見よ、とのことでした。
後の祭りなのですが。
フェリーで沖縄のアイランドホッピングをして、終点は台湾の基隆。
そんなプランをあたためて、基隆に行くならそのとき、と決めていたのにな…
基隆まで来ちゃったなら、もう泊まるつもりでホテルを探した方がいい。
しかし荷物は瑞芳駅のコインロッカーの中なのですよ。
しかたなく一度下車して、反対方向へ向かうバス停へ。
やってきた九份行きのバスは、さきほどの運転手さんのバスでしたがな。
今度はちゃんと九份に着きました。
いろんな意味で疲れたので、まず甘いものを補給することにします。
芋圓(40圓≒120円)。
タロイモと小麦粉でできた、モチモチ食感の団子です。寒い季節はお汁粉仕立て。
数種類の芋圓に加えて小豆、緑豆、麦などが入ってます。
ほんのりとやさしい甘さで、カラダもあたたまり、ひと心地つきました。
あとはゆっくりと、迷路のような細道を歩きます。
急坂の階段、豎崎路。写真でよく見る、「これぞ九份」という場所ですね。
前回遊びにきたときには、茶藝館で仲間5人とゆっくりお茶をいただきました。
ひとりが店に財布を置き忘れてアワアワしたことも、良い思い出です。
瑞芳の駅に戻って、30分ほど列車に揺られると、台北に到着です。
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階段がたくさんあった事、なんとなく覚えてますよ。
ここってバスがなくなり、戻る方法を悩んだりしたところですよね?
うーん、飲茶したい。
台風きてて雨の日でね。
町の外のお茶屋さんでタクシー呼んでもらって、
待ってる間にお茶淹れてくれて。
uirouくんとY岸くんはアイス買ってて。
実はバスの時間終わってなくて、タクシー待ってる間にバス来たりしてね。
でもせっかく呼んでもらって悪いから定員オーバーでタクシーに乗り込んでね。
次のエントリが台北です。
今回は士林夜市やエビ釣堀には行ってませんが、
あのとき泊まったのと同じホテル(YMCA)の写真でも載せましょう。
あの日ホテルに戻って、濡れた靴に新聞紙詰めたでしょ。
どこにいてもuirouくんらしいなあ、と思ったよ。
飲茶は、何人かいれば都内でもできそう。
できたら香港とかに行けたらいいね。
個人旅行で路線バスは大切な足なのに、行き先表示が間違ってるなんて・・・(涙)後になれば笑えるエピソードとなりましょうがねぇ
いま思えば、そもそも方向が間違ってました。
何事もあわててはイカンのですね。
とりあえず笑い話の範疇かと思います。
あの場所は景観保存というか、廃墟からの復興という感じなのかもしれません。
おっしゃる通り、なんとなくノスタルジックな印象なのですよね。
今度一緒に台湾いこう!!
そうしよう。
美味しい案内期待してますぞ。
しかも名前を特定するような書き込みを〜
ま、特定されてもいいんだけど。
最近どこにもコメントしてなかったんで、
ネチケットがぬかってしもた。
ごめん。きくりん。
ところで今年は大丈夫な状況なの?
今の時期、年度末に向かって仕事の納期が迫ってるんじゃない?
あなたのブログとアジア杯での日本の活躍にイヤされていますよ。
外国ばかり行かずにたまにはこっちへもおいで。もちろん4月以降に!!
4時間半だけでも毎日きっちり寝た方が能率あがると思うよ〜
九州一周しようかと思ったら気温マイナスで雪とかで、
ちょっと考えてます…