2004年以来の訪台なので、いろいろと変化があります。
バスターミナルも新しくなったし、地下街も充実してるなあ。
台北での常宿は、台北駅や新光三越のすぐ近くにあるYMCA。
何よりロケーションが良い。MRTにもすぐ乗れるし、バスターミナルも近い。
YMCAといってもドミトリーなどではなく、ちゃんとしたホテルですよ。
冷蔵庫もドライヤーももちろん備え付けだし、NHKも見ることができます。
ロビーにはPCがあるし、チェックイン前/アウト後でも荷物を預かってくれます。
各階にコインランドリーもあり、カードも使えて1泊1800圓(≒5220円)。
お得でしょ?
…といった諸要素は全て後付けしたもので、要するに河岸を変えるのが面倒だと。
いちばん最初に台北に来たときに泊まったら、ラクチンだったんですわ。
台北中心部を四角で囲んでおおざっぱに4分割してみると、
台北駅は南西エリアと北西エリアの境目、真ん中あたりに位置しています。
この日は主に南西エリアを徒歩とMRTでまわります。
自分の足で距離感をつかむのは今回が初めてかもしれません。
YMCAの周辺は塾の多い場所柄、いろいろな軽食を入手できます。
三明治(15圓≒45円)。サンドイッチですね。
いざ食べようと思ったら、これ、4枚のパンで3つの具をはさんでました。
このままワイルドにかぶりつけ、と。
MRT善導寺駅まで行き、ビルの2Fにある豆漿店にて鹹豆漿(25圓≒75円)。
油條入りの、熱くてしょっぱい豆乳ですね。豆腐が固まりつつある状態でした。
「ことりっぷ」を手に食べにいらしてる日本女性の姿も。あなどれん。
MRT忠孝新生駅から連雲街という裏道を10分ほど散歩して、永康街へ。
あの「鼎泰豊」がある場所ですね。
かき氷で有名な「冰館」のはす向かいにある店で葱抓餅(25圓≒75円)。
外側カリッと、中身はふわっと。香ばしさと食感を楽しめます。
そういえば「冰館」は「永康15」という店名に変わったそうです。
雨の中を西方向に歩いていくと…
中正記念堂があります。蔣介石の功績を讃えて造成されたもの。
黄・橙・赤の廟を見慣れた目には、このブルーが新鮮に映るのでした。
さらに西に進むと…
現在の総統府、すなわち旧・総督府の建物。立派な洋式建築ですね。
もっと西に進むと…
西門町に辿りつきます。いまは原宿のような若者の街になっていますが、
かつては歌舞伎町のような怪しいエリアとして知られていました。
安い服や靴の店がいっぱい。特に、女子向けの商品が安い印象です。
スニーカー500円均一とか、けっこう見かけますよ。
MRT西門駅の近くで、思いがけず「維格餅家」を発見。
MRT民權西路駅近くにあるという本店に買いに行くつもりでしたが…
ここで買っちゃいました。台湾土産の定番、鳳梨酥。
ひと口食べると、瞬間的にカロリーメイトチーズ味→フルーツ味の記憶が喚起され、
パイナップル&冬瓜ジャムと生地が混然一体となった味わいがもたらされるのです。
読売新聞で紹介されたようですね。
ここまで来たので、華西街観光夜市にも足をのばしてみました。
ヘビやスッポンを食べさせる店があるような夜市ですけど。
夜市というよりは仲見世の商店街を連想してしまいますね。
〆に鶏肉飯(30圓≒90円)をいただき、ホテルに戻ります。
もうね、この3日間で10年分くらい折りたたみ傘をたたみましたよ。
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