翌朝、列車でペルージャからフィレンツェへと移動します。
いちど主要幹線で乗り換えて、約2時間(8.86ユーロ≒1063円)。
ドゥオモ。「花の聖母教会」とも呼ばれる“クーポラのある聖堂”です。
塔はジオットの鐘楼、八角形の建物はサン・ジョバンニ洗礼堂。
「フィレンツェ…ちっともアドリア海じゃないじゃん!」
というツッコミは甘んじてお受けします。
せっかくイタリアに来てるんですもの、寄り道は当然ですことよ。
3回目のフィレンツェ。三度目の正直で晴天、かつ月曜でない日。
前の2回は雨に降られ、そして美術館にもフラれたのですわ。
トスカーナは雨が降りやすいのかな…
体力のあるうちにウフィッツイ美術館へ(6.50ユーロ≒780円)。
http://www.uffizi.firenze.it/musei/uffizi/
30分待ちでようやく入館。これってマシな方?
レオナルド・ダ・ヴィンチとラファエロをじっくり堪能。
あ、フィリッポ・リッピだ。クラナッハとデューラーもあるなあ。
旅メモにはボッティチェリについて上から目線のコメントが。
何様だ、2002年の自分。
ランチは激混みの「トラットリア・ラ・カーサリンガ」へ。
中心街からは離れた場所にあり、地元客で賑わっています。
生ハムとサラミのアンティパストが3.10ユーロ(≒372円)。
他に「タリアリーニ・カーサリンガ風」と「イチゴのタルト」を注文。
飲み物とサービス料を加えて、計12.95ユーロ(≒1554円)でした。
“イタリア版おふくろの味”という感じで、美味しかったですよ。
食後は散歩です。
ヴェッキオ宮殿。
宮殿前のシニョリーア広場には、ミケランジェロのダビデ像が。
これはレプリカですね。本物はアカデミア美術館にあります。
アルノ川に架かるヴェッキオ橋。
橋の両側には貴金属店が並びます。
ヴェッキオ橋近くのマーブル紙屋さん「イル・パピーロ」。
ディスプレイがステキなこちらの店で、紙製品を数点購入。
いきなり50ユーロ(≒6000円)も使ってしまいました…
路上のパフォーマーさんとお子様たち。
突如現れるメリーゴーランド。
ジェラート屋さん。大手メーカーの観光地仕様店ですね。
同じく観光地仕様のセルフレストラン。
ルックス重視の店ですが、このドルチェにやられてしまい、つい入店。
ラザニアをいただきましたが、見た目に比べて残念なお味…
玉石混合は観光地の宿命。
安易に「ここでいいや」と判断するのは、時に危険です。
やっつけ仕事なツーリストメニューも多いのです。
さて。
土曜日のフィレンツェでの宿探しは、そこそこ骨が折れました。
それでも駅東側のホテル街でアルべルゴに空室をみつけました。
23ユーロ(≒2760円)ナリ。
2011年02月13日
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