イタリア4日目。
リミニから、同じくアドリア海沿いの町・ラヴェンナへ列車で北上。
(2.75ユーロ≒330円)
ラヴェンナは小さな町ですが、5世紀には西ローマ帝国の首都でした。
初期キリスト教建築物群が世界遺産に登録されています。
ラヴェンナを訪れた目的はビザンチン様式のモザイク美術を観ること。
卒論でクリムト(世紀末ウィーンの画家)を扱ったのですが、
その作風はラヴェンナのモザイク美術にも影響を受けたらしく、
いつかこの町に行こうと思っていたのでした。
モザイク美術のある教会はいくつも点在しているので、
共通入場券(8ユーロ≒960円)を入手します。
サン・ヴィターレ教会
ガッラ・プラチーディア廟
ネオニアーノ洗礼堂
主だった教会群を見学した後、オッソ・ブッコのランチを済ませると、
フェッラーラ経由でヴェネツィアに向かいます(9.83ユーロ≒1180円)。
ヴェネツィアは半島や岬のような場所ではなく、ラグーナ(潟)です。
海の上を列車は進み、ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅に到着。
駅から一歩踏み出すと、運河と迷路の街が広がっているのです。
反対側からの視点で駅を見るとこんな感じ。
この巨大迷路の街で迷いまくるのが大好きなのです。
イタリアに行ったらとにかくヴェネツィアには寄ります。
ココナッツ、売ってます。
スマイル・クッキー?
店頭のオリーブ。
建物が新しいとディズニー・シーに見えてしまうかも。
サン・マルコ寺院。
迷っても、ぐるぐる歩いているうちにこの広場に出ることが多いですね。
このときはどうやらリアルト橋の写真は撮らなかったようです。
夕食は「ダ・ニコ」というトラットリアで軽めに。
ブルスケッタ、スパゲッティ・ボンゴレと白ワイン。
16.10ユーロ(≒1932円)ナリ。
ちなみにカナル・グランデ(大運河)沿いにある海鮮レストランで、
「エビ、スズキ」などと日本語で呼び込みをする店は無視しましょう。
いろんな手口で微妙なボッタクリをしてきますから。
・ミネラルウォーターを注文すると大瓶を持ってきて1000円以上ふんだくる。
・メニューの価格が実は100gあたりの値段。それをさとられないよう誘導する。
などなど。なんとなく日本人だけが狙われているような気もしますが。
宿泊は、比較的駅に近いホテルをいくつかあたってみました。
「ホテル・ミネルヴァ」(45ユーロ≒5400円)に空き部屋を発見。
ヴェネツィアが今回の「アドリア海ぐるり」の中間地点となります。
2011年02月16日
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