2011年02月22日

アドリア海ぐるり・その10(モスタル)

ドブロヴニクに2泊して、8日目の朝。

この日はスプリトに戻ります。

まっすぐ戻るのも芸がないので、ちょっとだけボスニアに寄り道。

ドブロヴニクからモスタルまでのバスが70クーナ(≒1050円)。

日本人はビザなしで旧ユーゴ諸国に入国できます。

クロアチア、ボスニア、セルビアで使われている言語はほぼ同じ。
格変化と方言の違い程度の差しかないようです。

ただし、スラブ系正教会のセルビアではキリル文字が使われます。

そういえば日本にも正教会の大聖堂がありますね。
みなさまご存知の、お茶の水のニコライ堂です。


バスでのボスニア入国審査は、さほどものものしい感じはありません。

モスタルに着き、とりあえず10ユーロだけ両替して現地通貨を入手。
19KM(コンベルティビルナ・マルカ:兌換マルク)くれました。

手数料を考慮すると、1KM≒60円ということになります。


バスターミナルから歩き始めると、景色のよい場所に、ちょっと心なごみます。

が、街の建物を見ると、壁がところどころ、お椀型にえぐれていたりします。

ん…

銃撃の痕跡だろうか。

しばらく歩きまわりましたが、観光気分で写真を撮る気にはなれません。

撮れた写真はこれだけ。

adriatico094.JPG

ネレトヴァ川の流れがとてもきれいなのでした。

モスタルの象徴はスタリ・モストという橋。橋と周辺が世界遺産に登録されています。
その橋もボスニア内戦で一度は破壊されました。2002年時点で、橋は修復中でした。

そして内戦後、敵対した民族のコミュニティは川を境に分けられたのでした。

戦争は一度始まってしまうと、取り返しがつかないものですね。

この旅行で訪れたクロアチアの観光地も、戦争被害に遭っています。

建物はきれいに修復できるかもしれませんが、人の記憶は…



スプリト行きのバスチケットを買い(15KM≒900円)、
出発までの間に、余ったお金でチェバプチチを買います。

挽肉の細長い肉団子を、タマネギと一緒にパンにはさんだもの。
ルーマニアのミティティと同様、バルカン半島一帯でみられます。


バスはまたクロアチアに入り、スプリトを目指します。

adriatico095.JPG

adriatico096.JPG

車窓からはカルスト地形がバッチリ見えますね。






歴史は繰り返す…のか。
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