2011年02月25日

アドリア海ぐるり・その13(ナポリ後編)

10日目。

前日の件はノーカウントということにして、ナポリの1日が始まります。

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ホテルの近くで路上の朝市。けっこうな人出です。


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ポルトガルでもこんな鳥の嘴状のファサードを持つ建物を見ました。

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ウンベルトI世ガレリア。
ミラノのヴィットリオ・エマヌエーレII世ガレリアと同じ19世紀末の建築。

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カステル・ヌオヴォ。


このへんで旧市街に移動し、早めのランチにします。

バカのひとつ覚えのような注文ですが、スパゲッティ・ボンゴレ。
朝市で貝を見たのが、無意識に刷り込まれたのかもしれません。

それにイワシ、タコ、イカ、エビのフリット。パンとミネラルウォーター。
ドルチェはタルトゥーフォ、そしてエスプレッソ。

以上で23ユーロ(≒2760円)でした。
一応はリストランテでしたので、価格はまあ適正の範囲内でしょうか。

メモってたら他の席のお客さんから「フードジャーナリストなの?」と。

確かに…一般人が食事のメモをとるなんて、日本人くらいかもしれませんね。

こういう外国の人に、日本の普通のママが作るキャラ弁とか見せてあげたい。
信じられないクオリティの高さですもんね。どこで修業したのかってレベル。


食後、また歩き出します。

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ダンテ広場。

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で、このような道を歩いてましたところ…後ろから悲鳴が。
振り向くと、ひったくりにあったとおぼしき女性が叫んでます。
そして2人乗りのバイクが猛スピードで歩道を走り抜けます。
ほんの数秒のことでした。

ああ、これがナポリなのか。
そこそこ人通りもあった路上でひったくり。本当に気をつけないといけないな。

と、いまさら気を引き締めても、前の日にカード紛失してるんですけど。

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ショーウィンドウのタルトなど。上段のデカいのは何?

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サン・フランチェスコ・ディ・パオラ教会。


と、こんな感じで、ざっくりとナポリを歩きまわりました。

結論から申し上げますと、「ナポリを見て死ね」は死語です。

でも、やや煤けた下町風のこの街を愛する人も多いのでしょうね。



ホテルに戻って、寝る前に翌日の出発の準備を整えます。

と、どうも何か忘れものをしたような気分なのです。

しばらく考えてわかりました。ポンペイに行くのをすっかり忘れてました…
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