2012年02月12日

S先生

土曜日、仕事のあとでS先生のお通夜に参列してきました。

有名な方ですが、僕らの仲間にとっては、動物分類学の先生でした。

いちばん最初の授業は、こうでした。

ある同じ単語を各国語で黒板に書いていき、わかった段階で意味を当てさせます。
フランス語とドイツ語が出たところで「ああそうか」と答えがわかりましたが、
黙っていたら英語、中国語、しまいに日本語(=答え)まで出てきてしまいました。
答えは「ネコ」。ネコという単語は当然、各国語で異なります。

また、同じ日本語でも、たとえば「カマキリ」という名前を持つ生物は2ついます。
で、ややこしいので、生物の世界では学名というものを使うルールがあるのだ。
…といった内容でした。


ホールは弔問客でいっぱいでした。
懐かしい番組が放映され、先生のスナップ写真やノートなどが展示されていました。
そのノートは料理のレシピであったり、闘病日誌だったりしました。
スナップ写真は、あえて闘病生活を撮影したものを多く選んでいたように思えました。

先生とは利用路線が同じで、終電一本前の電車でお見かけすることがありました。
最後にお見かけした際、ずいぶんお痩せになっていました。
あの頃から癌と闘っていらしたのかと、今にして思い当たるのでした。

得難い方の早すぎる逝去に、思うところがあります。
posted by kan at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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