ショブ・バザールです。
この黄色のかたまり、砂糖の結晶なのだそうです。
スーパーで小さな棒付きのコレをみつけ、お土産にしたのでした。
バザールの手前にある巨大なモスク、ビビハニム・モスク。
道をはさんで向かい側にはビビハニム廟があります。
ビビハニムってのはティムール(ティムール帝国初代君主)の妃ですね。
散歩から宿に戻る途中、チャイハナ(茶店)の前を通ったところ、
同じ宿に泊まっている日本人女性が食事をしており、手招きされて入店します。
チャイハナってお茶とお菓子がある程度かと思ってましたが、
マンティやペリメニなど粉モノ系の軽食もいただけるようです。
その女性は中国に留学中で、歴史が専攻とのことでした。
そして、ウズベクの人とはトルコ語で話をしていました。
ウズベク語はトルコ系の言葉なのです。ウィグルの言葉にも近いんですね。
『MASTERキートン』の、ウィグルが舞台の「砂漠のカーリマン」という回で、
キートンが現地の人たちに「ヤクシムシズ…」と挨拶する描写があります。
「ヤクシムシズ(お元気ですか)」はウズベク語でもそのまま通用します。
一方、サマルカンドでよく話されるタジク語はペルシャ系の言葉ですね。
チャイハナにはメニューがありませんでした。
用意されたもののなかからオススメを聞き、ここでいただいたものは…
ラグマン。中央アジアふう、具だくさんうどんです。
って、うどんの姿が見えませんけど。
うどん自体は、まだ伸びしろがありそうな食感でした。
スープは野菜たっぷりの豚汁チックで、おいしくいただきました。
で、黙ってたらナンもサモサも出てきてしまいまして、食べきれません。
サモサは持ち帰って夕食となりました。
お値段は全部で11000スム(440円位)でした。それなりの値段したなあ…
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数日後、タシケントのカフェレストランで食べたラグマンは安かったんですよ。
麺料理とわかっているので安心していただけますね。
なじみのあるぶん、期待値もそれなりに高くて、
日本人にとっては当たり外れも大きいようです。