2012年07月18日

ウズベキスタンの面倒

昨夜、神奈川県に住む友人からメールがきました。
ウズベキスタンからのハガキが届いたよ、と。
って、タシケントの中央郵便局から投函して、3週間もかかったんかい!
これでほんまにエアメールなんかいな…

そんなわけで、なんでもスムーズに事が運ぶわけではありません。
ウズベキスタンには、それなりに面倒なこともあります。

面倒その1はコレ。
Регистрация.jpg
レギストラーツィヤ。ロシア語で滞在登録のこと。
外国人は滞在中の所在をいちいち証明しないといけないのです。
旅行者の場合、ホテルが登録を代行してくれるので問題ないのですが、
民泊などで証明がもらえないまま陸路で出国すると、トラブルのもと。

また、1週間連続で宿をとって、途中手荷物だけで1泊旅行してくるような、
二重宿泊的なことは、登録のシステム上できないことになっています。

居住者の場合でも、仕事で二都市を行き来するから拠点がふたつほしい…
と思っても、アパートを二つの都市でそれぞれ借りるのはダメだそうです。


面倒その2は警察官。

地下鉄の地上出入口と改札前には常に警察官がスタンバってます。

で、こちらが何も持ってないときには何もないことが多いのですが、
何か荷物を持っていると高確率で中身をあらためられます。
そしておきまりのパスポートチェックです。

旅行者にはパスポート携帯義務があり、それは構わないのですが、
中にはビザのなんたるかがわかっていない警察官もいますので、
無駄に時間をとられてしまうことがあります。面倒です。

ま、でも、腐るほどいる警察官が犯罪の抑止力になっているかもですし、
質問したり話したりしてみると、警察官の多くは穏やかで常識的でしたよ。


面倒その3。トイレが少なすぎです。
極端な話、トイレのために宿に戻ることすらありました。
公共交通機関にはナシ。デパートにもナシ。
鉄道駅や空港は基本的にチケット所有者しか入場できません。
大きな市場とか寺院の裏側にときどきみつかる程度でしょうか。
みんなどうしているのかと不思議でしたが、観察によると、
とりあえず飲食店のトイレを有効利用しているようですね。


あと、これは面倒とは違いますが、とにかく暑かったです。
湿度が低くて過ごしやすいとはいえ、さすがに気温40℃はツラい。
日陰のない時間帯にはクラクラしちゃいますね。
これが砂漠地帯だと、もっとたいへんなことになるそうです。

もっとも、最近は群馬県や福井県もウズベキスタン並みの気温ですが…
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