ウズベキスタンからのハガキが届いたよ、と。
って、タシケントの中央郵便局から投函して、3週間もかかったんかい!
これでほんまにエアメールなんかいな…
そんなわけで、なんでもスムーズに事が運ぶわけではありません。
ウズベキスタンには、それなりに面倒なこともあります。
面倒その1はコレ。
レギストラーツィヤ。ロシア語で滞在登録のこと。
外国人は滞在中の所在をいちいち証明しないといけないのです。
旅行者の場合、ホテルが登録を代行してくれるので問題ないのですが、
民泊などで証明がもらえないまま陸路で出国すると、トラブルのもと。
また、1週間連続で宿をとって、途中手荷物だけで1泊旅行してくるような、
二重宿泊的なことは、登録のシステム上できないことになっています。
居住者の場合でも、仕事で二都市を行き来するから拠点がふたつほしい…
と思っても、アパートを二つの都市でそれぞれ借りるのはダメだそうです。
面倒その2は警察官。
地下鉄の地上出入口と改札前には常に警察官がスタンバってます。
で、こちらが何も持ってないときには何もないことが多いのですが、
何か荷物を持っていると高確率で中身をあらためられます。
そしておきまりのパスポートチェックです。
旅行者にはパスポート携帯義務があり、それは構わないのですが、
中にはビザのなんたるかがわかっていない警察官もいますので、
無駄に時間をとられてしまうことがあります。面倒です。
ま、でも、腐るほどいる警察官が犯罪の抑止力になっているかもですし、
質問したり話したりしてみると、警察官の多くは穏やかで常識的でしたよ。
面倒その3。トイレが少なすぎです。
極端な話、トイレのために宿に戻ることすらありました。
公共交通機関にはナシ。デパートにもナシ。
鉄道駅や空港は基本的にチケット所有者しか入場できません。
大きな市場とか寺院の裏側にときどきみつかる程度でしょうか。
みんなどうしているのかと不思議でしたが、観察によると、
とりあえず飲食店のトイレを有効利用しているようですね。
あと、これは面倒とは違いますが、とにかく暑かったです。
湿度が低くて過ごしやすいとはいえ、さすがに気温40℃はツラい。
日陰のない時間帯にはクラクラしちゃいますね。
これが砂漠地帯だと、もっとたいへんなことになるそうです。
もっとも、最近は群馬県や福井県もウズベキスタン並みの気温ですが…
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