カザフスタンでもキルギスでも、手軽な朝ごはんとして食べる機会が多かったもの。
「サムサ」です。
街のあちこちの店頭で、三角形のパンのようなものを見かけます。
そして「CAMCA(サムサ)」と書いてあります。
(※キリル文字のCは、ラテン文字ではSとなります)
ああ、そしたらインド料理のサモサのアレンジなのかな?
…と思ったら、どうやら逆のようで、サモサはもともと中央アジア起源らしいのです。
これはチーズ入りのサムサ(80カザフスタン・テンゲ=約54円)。
具は少なめですけど、凡百のクロワッサンがひれふすような、軽やかなパリパリ感。
(それだけ油をたくさん使ってるんだろうなあ…)
というわけで、クロワッサン感覚の食べ物ですね。
これはひき肉入りのサムサ。
(まとめて買ったので値段がわかりませんでした)
これはミートパイですけど、やはり「サムサ」として売られてました。
100テンゲ(=約67円)。
軽やかなサムサとは対照的に、肉まん的にみっちり具のつまったものもありました。
正確には違う呼び名の食べ物かもしれませんね。
肉まんをパン生地で作ったようなもの。どっしりした感触。
中身はひき肉とタマネギでした。
こちらの中身はつぶしたジャガイモと少量のひき肉。
…つまりコロッケの中身ですよね?
100テンゲ(=約67円)。
こちらの中身はやはりひき肉とタマネギ。150テンゲ(=約100円)。
当然といえば当然ですけど、中身の詰まったタイプのものはやや値段が高めになってます。
ちょっとだけ食べたい、というときの夕食としてよく購入しましたね。
味はどれをとってもそこそこおいしく、日本人の口に合うものだと思います〜
2013年08月24日
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ひき肉は羊肉なんでしょうか?
中央アジアでは必ずしもイスラム=羊肉というわけではなさそうですよ。
お酒もありますし。
ロシアの影響もあるのだと思います〜
あっ、でもポークはさすがにみかけないですね。