2013年08月24日

朝サムサ夜サムサ

カザフスタンでもキルギスでも、手軽な朝ごはんとして食べる機会が多かったもの。
「サムサ」です。

samsa0.JPG
街のあちこちの店頭で、三角形のパンのようなものを見かけます。
そして「CAMCA(サムサ)」と書いてあります。
(※キリル文字のCは、ラテン文字ではSとなります)

ああ、そしたらインド料理のサモサのアレンジなのかな?
…と思ったら、どうやら逆のようで、サモサはもともと中央アジア起源らしいのです。

samsa1.JPG
これはチーズ入りのサムサ(80カザフスタン・テンゲ=約54円)。
具は少なめですけど、凡百のクロワッサンがひれふすような、軽やかなパリパリ感。
(それだけ油をたくさん使ってるんだろうなあ…)
というわけで、クロワッサン感覚の食べ物ですね。

samsa2.JPG
これはひき肉入りのサムサ。
(まとめて買ったので値段がわかりませんでした)

samsa3.JPG
これはミートパイですけど、やはり「サムサ」として売られてました。
100テンゲ(=約67円)。


軽やかなサムサとは対照的に、肉まん的にみっちり具のつまったものもありました。
正確には違う呼び名の食べ物かもしれませんね。

samsa4.JPG
肉まんをパン生地で作ったようなもの。どっしりした感触。
中身はひき肉とタマネギでした。

samsa5.JPG
こちらの中身はつぶしたジャガイモと少量のひき肉。
…つまりコロッケの中身ですよね?
100テンゲ(=約67円)。

samsa6.JPG
こちらの中身はやはりひき肉とタマネギ。150テンゲ(=約100円)。

当然といえば当然ですけど、中身の詰まったタイプのものはやや値段が高めになってます。
ちょっとだけ食べたい、というときの夕食としてよく購入しましたね。

味はどれをとってもそこそこおいしく、日本人の口に合うものだと思います〜
この記事へのコメント
どれもこれも美味しそうだなぁ〜。
ひき肉は羊肉なんでしょうか?
Posted by にっき at 2013年08月24日 18:03
それがですね、羊もあれば牛もありまして。
中央アジアでは必ずしもイスラム=羊肉というわけではなさそうですよ。
お酒もありますし。
ロシアの影響もあるのだと思います〜

あっ、でもポークはさすがにみかけないですね。
Posted by kan at 2013年08月24日 18:21
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック