比較的安価で無駄な行程が少ないので、今回も韓国を経由します。
アシアナ航空が仁川・アルマトイ間を結んでまして、なかなか便利なのです。
さらに、追加でアスタナ航空のアルマトイ・ビシュケク間の往復チケットを予約。
アシアナ航空の航空券を購入した代理店では「手配できかねます」とのことでしたので、
しかたなくホームページから直接購入しましたよ…
アスタナ航空はカザフスタンのフラッグシップエアラインですね。
さて出発前にはビザを準備しなければなりません。
申請と発給で2回も会社を休んでしまうのは、ややうしろめたい気がしますね。
カザフスタン大使館は日比谷線の神谷町駅からゆっくり歩いて10分ほど。
ロシア大使館の近所ですね。
【カザフスタン共和国大使館】
住所:東京都港区麻布台1-8-14
電話:03-3589-1826
http://www.embkazjp.org/
ありがたいことに、日本国民はビザの申請料金がタダなのでございます。
他の国籍だとビザの種類によって60〜200USドルほどかかってしまいます。
2回入国する予定ですので、ダブルエントリーのビザを申請しました。
そしてパスポートを預けて1週間後、ビザは無事に発行されました。
これがカザフスタンのビザです。
さて出発の日。
例によって荷物が重いとやる気をなくしますので、通勤用のリュックのみで身軽に。
モバイル機器すらナシです。
まずは羽田空港から金浦空港まで約2時間の空の旅が待っております。
浜松町駅ホームの小便小僧にあいさつ。モノレール、ひさびさに乗りました。
羽田→金浦間の機内食(昼食)。鶏の照り焼きふう。美味しかったですよ。
機内の映画は「図書館戦争」を選んで見ました。
うしろの席のギャルたちが「岡田くんカッコいい!」と騒いでおりました。
概ね同意見でございます。
つつがなく金浦空港に到着し、韓国に入国、空港鉄道で仁川空港まで移動します。
続いて仁川空港からアルマトイへ…行きたいのですけど、機材が遅れてます。
もともと夜の現地到着だってのに、1時間以上も遅れてくれちゃってもう。
かなり待たされて、ようやくアルマトイ便に乗り込みます。
アシアナ航空のエコノミークラスは「Travelクラス」という呼称になってます。
席に座ってみると、なんだか足元に広くゆとりがあるように感じられました。
最近のエコノミーはゆったりめに設計されているのかもしれません。
客室乗務員さんが気をきかせて英語の税関申告書を配ってくれます。
って、ん?よく見たらウズベキスタンの税関申告書ではないですか。
これ違います、カザフスタンのやつをくださいな、とリクエスト。
すると笑顔で別の書類を渡してくれました。
…さっぱりわからない。
パッと見でわかるのは「はい・いいえ」のチェック欄と、所持外貨の記入欄くらいです。
眉間にシワ寄せてなんとか記入を済ませたこの書類。
実は税関に申告するものがなければ提出の必要ナシなのでした。なんということだ。
機内食(夕食)はビーフを選択しました。昼もチキン、夜もチキンはちょっとね。
仁川空港を出発して約5時間、空の旅もそろそろゴールが見えてきました。
翼よあれがアルマトイの灯だ(今回は徹頭徹尾、翼の横の席でした)。
アルマトイの空港に着くと雨でした。
うそ、雨なんて降るんだ!ウズベキスタンと全然違うなあ。
時間も遅いことですし、土地勘もないことから悪あがきはせず、タクシーでホテルへ。
たいした交渉もせず、料金は10数キロの道のりで3000テンゲ(=約2010円)。
昼間バスを利用すれば80テンゲ(=約54円)で空港まで行くことができますので、
かなりボラれ気味の自覚はあります。でも初日の夜なので授業料と割り切ります。
投宿したのはバザールの前にある「トルキスタン」という安ホテル。
1泊3000テンゲ(≒2010円)の、格安の部屋がとれました。
チェックインしたのは現地時間の23:55。とりあえずひと安心です。
日本との時差はマイナス3時間。
長い1日が終わり、日本時間の午前3時頃にようやく眠りにつくのでした。
(つづく)