もちろんカザフ語もしくはロシア語で、です。
さまざまな人種が混在して生活しているので、日本人も外国人扱いされないんですね。
(道を尋ねたいのはこっちの方ですって。)
道を尋ねられる理由は、街歩きをするうちになんとなくわかってきました。
碁盤目状に整備された街は、一見、道に迷いようがないように思えます。
でもそれは通りの名前がわかっていて、なおかつ何か目印がある場合ですよね。
アルマトイでもさすがに大通りを歩くぶんには迷いません。ところが…
碁盤目をジグザクに進むと、自分がいまどこを歩いているのかわからなくなります。
なにしろ、大通りと交差する部分にしか、道の表示がみつからないのですよ。
したがって、いちど大通りまで出て現在位置を確認することもしばしば。
それなら、人に尋ねたほうが早いってもんですよね。
路面電車。古いタイプはとっても揺れます。
トロリーバス。トローリじゃなくトロリー。
架線から電気を取って走るバスですね。
バス停。
ビシュケクでもそうでしたけど、アルマトイのバスはハードルの高い乗り物でした。
なにしろバス停にはほとんど何も情報がないのです。情報はバスそのものにあります。
まず車体の文字が読めないとダメ。文字が読めても地理がわかっていないとダメ…
たまに、バス停の近くにこんなものをみつけることがありました。
お。この表示が、この路線を通るバスの番号を記したもの?
…と、納得しようとするそばから、そこには書いていない番号のバスが走り抜けるのです。
ちょっとだけ、駐車してあるクルマのサンプル調査もやってみました。
◇トヨタ5・日産1・メルセデス1・三菱1・VW1。
◇LADA1・トヨタ5・スバル1・いすゞ1・BMW1・日産1・VW1・三菱1。
まんべんなく日本車と欧州車が走っているようですね。意外に三菱が健闘してます。
そしたら、韓国車ばかりだったウズベキスタンは国策なのかなあ?
街を走るクルマの多くは、古すぎることはありませんが、ほとんど中古車のようです。
日本で中古車を仕入れ、ロシアで売りさばいて儲けるニューリッチ層…
ちょいと前にあったそんなニュースをここで連想することとなりました。
アルマトイには地下鉄があります。これ、駅の入り口です。
これも駅の入り口ですね。街なかだとこんなタイプもあるんですね。
構内はさすがに新しくキレイです。
乗車記念?なのか、地下鉄構内でお互いに写真を撮っている人もいますよ。
街なかのトイレの表示。使用料は40テンゲが相場でしょうか。
どうせ有料なら、新しいショッピングセンターのトイレの方がキレイですよ。
アルマトイでは洋式、ビシュケクではトルコ式が多かったように思います。
カザフスタンは西洋寄り(ロシア寄り)なのですね。
こんなところに日本語が。日本のおむつは優秀なのでしょうか。
街のキオスク。
社会主義っぽい?
ややムダなスペースの使い方にも思える広告。
でも旧ソ連の都市計画の、この立派な歩道はムダじゃないですね。
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海外(しかも英語圏外)だなんてハードル高すぎ ( ̄▽ ̄;)
時間と気持ちに余裕があれば、乗り鉄ならぬ「乗りバス」をしてかたっぱしから路線を確認する手もあるのですけど、さすがにそこまではムリですね〜