モルドヴァ共和国。
ワインの産地として知られますね。
「欧州最貧国」とか「人身売買」とか、暗いニュースも多いのですが…
世界的には「恋のマイアヒ」って曲がモルドヴァの有名どころでしょうか。
民族・言語的にはほぼルーマニアです。でもロシア系住民もいて、内部対立を抱えています。
沿ドニエストル共和国というのがあったりします。
あらかじめオンラインでキエフ→キシナウのチケットをおさえておきました。
「エア・モルドヴァ」という航空会社を利用しました。キエフからの距離は東京・神戸間くらい。
片道料金がトータルで109.19ユーロ。ちょい高めでしょうか。
2時間遅れでようやく出発。飛行機小さっ!
よく揺れる小さな飛行機で、視界ゼロの霧の中を着陸するのはムダにスリルがあります。
移動にスリルとか求めてませんから。
モルドヴァの首都・キシナウの空港でまた現地通貨に両替。
モルドヴァ・レイ。1レイ≒8円というところでしょうか。
空港から市内までは165番のマルシュルートカ(乗り合いバス)で30分ほど。
なんだか誰も運賃を払ってないような気がしますが…
降りるときにいくらか尋ねてみると、料金は4レイ(≒32円)でした。安っ…
ソ連時代からあるという「コスモス・ホテル」に泊まりました。
1泊530レイ(≒4240円)。対応はとても良かったですよ。
ビュッフェの朝食。
夏の旅行以来のフル・ブレクファスト。
「これはチャイ(紅茶)、お湯はそこ、そっちの中身はカルトーシュカ(じゃがいも)…」
食堂のおばちゃんが早口で説明してくれます。全てロシア語です。
もともとソ連系のホテルだから従業員もロシア系なのか。
はたまた外国人にはロシア語の方通用しやすいと思ったのか。
そうなんです。必ずしもモルドヴァ=モルドヴァ語とはならないのですよ。
ウクライナもそうですね。必ずしもウクライナ=ウクライナ語ではありませんでしたね。
ただ、何語であろうと、おばちゃんの言わんとするところはなんとなくわかるような気がしますね。
(つづく)
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