○○○○さんとは、アキバとは別の場所でもバッタリがありました。
いまのお店で働きはじめて、前の前の会社の元後輩とバッタリ。
川崎のアゼリア地下街では、前の会社(江東区)の人とバッタリ。
地元の駅(千葉県)でも前の会社の人とバッタリ×2回。
池袋と八重洲地下街で専門学校の同級生とバッタリ。
電車の中で高校の同級生とバッタリ。
丸の内で、前の前の会社の社長とバッタリ…
海外バージョンもアリです。
ウィーン滞在中、日本から旅行に来てた知り合いとバッタリ。
ウィーンで知り合った女の子と、フランクフルトでバッタリ。
ハンガリーで会話したドイツ青年と、ルーマニアでバッタリ…
こういうことって、実はよくあることなんだと思います。
「運命」ってほど強いものじゃなくて、「縁」みたいなもの。
行動範囲とパターンが似てるって理由もあるとは思います。
でも、20秒タイミングがずれたら、バッタリはないのです。
フランクフルトでバッタリの女の子には、後日談があります。
数年前、大阪で久しぶりに再会して晩ごはんを食べました。
ま、丸ビル地下の、自分で焼くタコ焼きの店だったんですが…
話を聞くと、その子は某雑誌社の大阪支社で働いてるとか。
と、会社名を聞いてびっくり。
雑誌社の東京本社に、その子と僕の共通の友人が在籍してるのです。
互いに知らずに働いてたそうで、その後「内線」で再会したとか。
こういうのって「humansystem」の世界だなあ、と思います。
ある方向に歩いてると、別の方から来た誰かと交差してみたり。
同じ方向に進んでても、ずっと平行線のままで出会わなかったり。
近くにいても気づかなかったり、遠くにいてもよく見えたり。
手塚治虫のマンガ、読んだことありますか?
同じキャラクターが別のマンガに登場することがしょっちゅうです。
見方を変えれば、同じ役者が舞台を変えて芝居をしてるようなもの。
もしかすると。
ひとりの人生劇場に登場できる役者の数って、限られてるのかも。
それが「バッタリ」の正体だったりして。
彼女はここにいて、彼はあっちにいて、僕はここにいて…
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