2022年03月03日

「菓匠禄兵衛」の「黒さや草餅」

<上巳の節句(桃の節句)>

3月3日はひなまつり。菱餅白酒ひなあられ。

菱餅は1回か2回食べたきりで、子供の頃よく食べたのはひなあられ。

関東ではポン菓子のひなあられが主流ですが、普通ならライスパフを「あられ」とは呼ばないですよね。

もともと菱餅を砕いて焼いたものがひなあられの由来らしいのですが(※諸説あり)、関東ではどこかで変化があったのでしょうか。

関西ではおかきのひなあられが主流なので、現在でも原型を留めていると言えるのかもですね。


この時期の和菓子といえば草餅と桜餅。

KIMG1326.JPG

今回は滋賀県長浜市「菓匠禄兵衛」の「黒さや草餅」をいただきました。

餡が上品で美味しいですね。

その昔、草餅にはヨモギではなくハハコグサが使われていたそうです。

春の七草の「ゴギョウ」ですね。

現代のモチモチ食感の米とあわせて作ってみても、美味しくはならないようですけれども。


(実は桜の葉の塩漬けが苦手なので、桜餅を積極的に食べることはなく。道明寺タイプの小さな桜餅が出回るようになって、ようやく苦手意識が薄れてきたかも)


【菓匠禄兵衛】
木之本本店:滋賀県長浜市木之本町木之本1087
https://www.rokube.co.jp/


posted by kan at 18:00| Comment(0) | お菓子歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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