2022年08月31日

【中国・四川省】

もうひとつの8月の甘いもの。

2019年夏のマイブーム、冰粉(ビンフェン)です。

作り方も食感も愛玉に似てまして、「オオセンナリ」というナス科の植物の種を水中で揉むことでゼリー状のデザートができあがります。

愛玉の場合は「カンテンイタビ (アイギョクシ)」という植物を用いますが、クワ科なのでまったく別の種となります。

西早稲田の「甘露」で初めて冰粉をいただいたときには、まだまだ世の中には未知の食べものがあるものだなあ。と嬉しくなりましたね。

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糍粑冰粉

黒蜜ときなこもち。基本の冰粉です。

サンザシとレーズンを散らして甘酸っぱさも加えられていますね。


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醪糟冰粉

中国の甘酒と白玉の冰粉。


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玫瑰冰粉

華やかな薔薇の冰粉です。


2022年夏バージョンとしては「水果冰粉(スイカとマンゴーの冰粉)」が登場したようです。

食べに行きたいのですが、すっかり人気店になっちゃったからなあ。


日本におけるわらびもち同様、冰粉もオオセンナリとは別の材料で作られることがあるようですね。

残念なことながら、これはどこにいってもそうなるでしょうね。



【甘露】
東京都新宿区西早稲田3-14-11
https://www.kanro.tokyo/
posted by kan at 06:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界のお菓子の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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