9月の世界のお菓子はポルトガルから。
日本でポルトガル菓子といえば、西の「カステラ・ド・パウロ」と東の「ドース・イスピーガ」。
カレー巡りにあわせて「ドース・イスピーガ」に通ってみました。
実は路上販売時代から贔屓にしてます。
★Sericaia セリカイア
アレンテージョ地方のお菓子。こちらのセリカイアはモチっとした食感で、プリンとケーキのあいのこのよう。シナモンが効いてます。
★Cavacas カヴァカス
クッキーと甘食の中間のような、素朴なお菓子。九州北部の「丸ぼうろ」の親戚にあたります。カヴァカスにもいくつかのバリエーションがあるようです。
★Brisas do Lis リス川のそよ風
鮮やかな黄色が印象的な卵黄とアーモンド粉のお菓子。
フィナンシェを卵黄で作ってシロップ漬けにしたら近い味わいになるでしょうか。
ポルトガルの卵黄菓子はタイの黄金菓子や長崎の鶏卵素麺のルーツですね。
★Pudim de Ovos たまごプリン
ナツカシ系の濃厚なプリン。しっかりたまごの味がします。
★Bolo de Mel e Nozes ハチミツとクルミのケーキ
水分少なめでポロポロと崩れやすいケーキ。これもシナモンが効いてます。
全体に甘さはやや控えめにしてあると思います。
シントラで食べたトラヴェセイロ(パイ菓子)を除いて、現地でいただいたお菓子のほとんどがめっちゃ甘かったですので。
ポルトガル、特に何があるというわけではないのですけども、ただそこにいるだけでイイ感じなのですよね。
適度に新しいものと古いものが混在してて、なんとなく懐かしい雰囲気で。
昭和レトロな感じといったらよいのでしょうか。
【DOCE ESPIGA】
東京都千代田区神田小川町3丁目2-5
https://www.instagram.com/doceespiga/
2022年09月28日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック