2008年01月02日

お雑煮

うちの母は調理師免許を持ってます、実は。

持ってますが、調理は大雑把です。

計量スプーンなんて使ってるとこ、見たことありません。


元旦と2日、母が作ってくれたお雑煮を食べました。

写真を撮ったのですが、おいしそうに撮れなくて…

掲載はとりやめ。

一応、調理師免許保持者の面目を考えてみました。


うちのお雑煮の中身は↓

ベースはすまし汁に角餅、具は鶏肉、かまぼこ、イクラ、みつば。

その時々の冷蔵庫事情で多少の変更はありますが、そんな感じ。

母の出身は岩手県の北上盆地です。

クルミは使わないそうです。

で、このお雑煮の味を引き継ぐのは…

どうやら次男坊の僕のようなのです。


母は「孫の顔が見たい」とか、お約束なことを言います。

そんなこと言われてもねえ。

35歳で独身で。
posted by kan at 12:41| Comment(10) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
百貨店勤めをしていると、全国各地出身の販売員さん達がいるから、お雑煮の調査が簡単に出来ます。これだけ情報が共通化しつつある時代でもお雑煮ばかりは、色濃く郷土色が残っていますよね。私はイクラが入るお雑煮なんて想像できない!お魚が入るお雑煮も想像できないです。うちは母(東京生まれだけど祖父母は山口出身)が作る山口県風雑煮です。(鶏肉、大根、人参、里芋、鳴門、三つ葉、本来は丸餅、澄まし汁)

「孫の顔が見たい」というお母様の気持ちもわかります。結婚したところで子宝に恵まれるかは別物なので、まず「孫つくりから入るか」と決意表明してみましょう。お母様は慌てるか、もしくはそれもまたやむなし、と腹を括るか・・・ですね。









Posted by にっき at 2008年01月07日 07:55
わたしもあなたの子どもを見てみたい。


うちの雑煮は餅と白菜だけ。最後にかつお節をわっさわっさとかけて食べる。めっちゃうまい。

Posted by ど at 2008年01月07日 12:14
ああ、やっぱりお雑煮はみんな違うんですねえ。
地方色に加えて、各家庭の色もありますもんね。

だいたい母系伝承なんでしょうか?
「我が家の味を嫁に仕込む」なんて話、いまどきなさそうですし。
Posted by kan at 2008年01月07日 23:11
我が家は母が福岡生まれの東京育ちなんですが、とにかく雑煮に鶏と鰤は欠かせません。
鶏と鰤では、圧倒的に鰤。
お正月には鰤を食べるのです。
どうも九州は全域そうらしくて、熊本でも鰤がブリブリ売り場に溢れます。

鰤抜きのお雑煮・・・ううむ、考えられないかも。
この辺、個人差や家庭差も大きいから面白いですよね。
Posted by アリーマ at 2008年01月08日 03:46
>アリーマさん
私九州に嫁がなくて良かった。
好き嫌いがほとんどない私が唯一ダメなのが「鰤」です。
あの脂は人間が食べてはいけない種類の脂に感じる・・・。(つまりあまりに濃厚でイケナイ!って本能的に思っちゃう)
鰤になる前のイナダまではOKなのと、天然物の本当にお高い鰤はなぜか食べられる・・・というところが、まぁ、なんだけど・・・。
九州の天然物のメチャ美味しい鰤が入ったお雑煮だと私も開眼するのかなぁ。

”ど”さんの白菜とお餅だけのお雑煮というのも知らなかった。シンプルなだけにお餅がいっぱい食べられそうですねぇ。
Posted by にっき at 2008年01月08日 22:28
>アリーマ様
そうそう、お雑煮にブリが入るそうですね。
福岡出身の知人に聞いたことあります。

>にっき様
ブリがダメでしたか…
そしたら養殖ハマチもやや苦手でしょうか?

秋田出身の女子とお雑煮の話をしたことがありまして、
同じ東北だから似てるかなあ…と思ってたら
「イクラ?イクラ入れるの?」と驚かれました。

うちのお雑煮もオーソドックスなようで異端なのか…
Posted by kan at 2008年01月09日 00:35

にっきさん
白菜の代わりにホウレンソウもありです。
とにかく出汁勝負なところがあり、シンプルやけどとてもおいしいです。
あ、ちくわ入れたりもするなあ。
とにかくシンプルなので餅は最低でも4個。そしてどろどろに溶かして食べるのが個人的な嗜好です。ただし、これは自分だけらしく、家族からもいやがられます ><。

変わりどころでは、同じ四国の香川県では、味噌仕立てであんころもち入れて食べていたそうです。

Posted by ど at 2008年01月09日 23:29
そのシンプルさって、高知一帯そうなの?
Posted by kan at 2008年01月10日 02:54
>どサン
どろどろに溶かしたお餅・・・。それがイヤで母は関東風にお餅を焼いてから入れるようになったけれど、それ以前は確かにお餅は溶けてお汁がにごってました。で、それはそれで私は美味しくて好きだったなぁ。ただ、やはりちゃんと人力でついたお餅でないと、溶けすぎちゃってダメかも。

父の郷里の鳥取では甘い小豆とお餅のお雑煮。っていうかまさにお汁粉らしい・・・。祖母は東京で娘時代を過ごしたせいかそれは作っていなかったようですが、鳥取育ちの叔母が作るお雑煮はまさにソレ。従兄弟が閉口していました。
Posted by にっき at 2008年01月10日 07:08
>kanさん
う〜ん。わからん。
昨日もイベントで別バージョンのお雑煮食べたけど、餅とほうれんそうとすまき以外には柚の皮をちらした程度やったなあ・・・。
シンプルなのは我が家だけではないみたい。
でもたしかに出汁はとてもきいておいしかった。

>にっきさん
我が家でもどろどろに溶かした餅の雑煮を好むのは自分ひとりだけ。はっきり言って、嫌われてます。見るのもイヤ!やって。
でも自分はどろどろがすきなんです!かつお節がのっかって、出汁がさらに効いて、どろどろを楽しむのがすきなんです!!すきなんだあ〜!!
Posted by ど at 2008年01月14日 03:04
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック