銀座「ニューキャッスル」について、うれしいニュースと悲しいニュースがあります。
うれしいニュースの方は、「ニューキャッスル」の復活です!
2013年6月15日(土)の11:30から再オープンとなりました!
といっても、旧店舗は在りし日のままとなっておりまして、新店舗は別の場所ですよ。
◆店舗情報
【ニューキャッスル】
住所:東京都中央区銀座2-11-1 銀座ランドビルB1
電話:03-6264-0885
営業時間:火〜金11:30〜20:00、土日11:30〜17:00
月・祝休
【3代目によるブログ】
「銀座ニューキャッスル 辛来飯(カライライス)」
http://newcastlesansey.blogspot.jp/
銀座という街は変化の多い場所で、建物ごと建て変わってしまうので、元々の姿を忘れがちです。
その一方で、コツコツと堅実に誠実に、少しずつ変化しながら営業を続ける店もあるのですよね。
銀座に「ニューキャッスル」あり。
もはや文化財といってもよいくらいに思えますね。
次に悲しいニュースの方です。
「ニューキャッスル」の看板ネコとして親しまれたポンちゃん。
2013年5月24日の早朝、他界したとのことです。
いつもポンちゃんがいてくれて、あの界隈を通るのが楽しみでした。
どうか安らかに。
【街を歩けば そこに猫】
http://nekophoto.kumax.net/kanban/130625/
【現在の飼い主さんのブログ】
http://ameblo.jp/ginzanekopon/entry-11545033422.html
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(以降の部分は、以前の店が営業していた頃のエントリとなります)
このあたりまで来たら、なにはなくとも挨拶だけは欠かさずに。
ニューキャッスルの看板娘、ポンちゃん。
最近は並木通りの角でじっとしてることが多いようです。
こちらはニューフェイスのウスミちゃん。
春の陽気でウトウトっ…と舟を漕いでました。
若かりし頃の4年間、銀座で働きました。
有楽町駅から会社まで歩いていく途中、必ずこの店の前を通ります。
カライライスの超有名店、ニューキャッスル。
でも、毎回目に入るのに、実は数えるほどしか入店してません。
それは、当時の1食ぶんの食事としては量が足りなかったからです。
9時→17時で終わる仕事なら問題なかったのですが、
レイバーを通りこしてスレイヴな職場でしたから…
ひさびさに入店、「大森」を注文します。
解説の必要もないと思いますが、駅名でカレーの量が決まってます。
小盛りが「品川(=多い、のひとつ手前)」。
普通盛りが「大井(=多い)」。
普通盛り+目玉焼きが「大森(=大盛り)」。
大盛り+目玉焼きが「蒲田(=大盛り、のひとつ向こう)」。
ま、諧謔というかオヤジギャグというか…
隣の席の女性は「しなタマ(品川+目玉焼き)」を注文してました。
野菜と果物のまろやかな味。
このカレー、ルーだけ食べると甘めなんですよね。
で、ごはんと一緒に食べると辛味を感じるんですよね。
面白い。
これまたソウルフード的な料理でしょうか。
肉を使ってないこともあって、やはり1食としては少なめです。
カフェめしの先駆と考えた方がいいかもですね。
銀座は変化の激しい場所。
ビルごと建て替わるので、前に何があったのか、忘れてしまいます。
その一方で、変わらず残ってるところもあるんですよね。
「三州屋」もしかり、「ジャポネ」もしかり。
手堅い商売を続けること、すなわち必要とされてるってことかな?
店を出ると、ウスミちゃんの姿が見当たりませんでした。
と、植え込みで気持ちよさげに熟睡してるのを発見。
慢性的な寝不足人間としては、うらやましい限りなのです。
ネコっていいなあ〜
あ、イヌも好きですよ。
小動物も。
◆店舗情報
【ニューキャッスル】
住所:東京都中央区銀座2-3-1
電話:03-3561-2929
営業時間:平日10:00〜21:00、土曜10:00〜17:00
日・祝休
※こちらの店は2012年7月いっぱいをもって閉店となりました。
2013年07月28日
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でもカレーってついつい食べ過ぎちゃうから、これくらいの量を惜しみつつ食べるのが、胃にも午後の仕事にも差しさわりがないと思います。
最近日が昇るのが早くなって、早起きになり、睡眠不足。結果、午後2時〜4時頃まで睡魔との闘いです。昼食は絶対食べ過ぎてはならないと肝に命じておるわけです。
お昼ごはんを食べ過ぎた上にビールなんぞ飲んでしまうと、
午後の仕事をやろうにも体が思うように動かないですね。
今日、それを実感しました。
立って働いてるのに、末端の器官の反射の鈍いことったら。
これがデスクワークだったらもう…
彼女は何処でどうしているのやら…。
居るのが当たり前だったポンちゃんまで居なくなる日が来るとは思いませんでした…。
取壊は何時なんでしょうかね…。
ウスミちゃんをご存じなのですね。
閉店の噂を耳にしてはいましたが、本当になくなってしまうのですね。
変わりゆく銀座の中でも、あの一角だけは変わらずにあるような気がしました。
これからあの道を通るたび、いるはずのないポンちゃんの姿を探してしまいそうですね。