
885系の特急“白いかもめ”が福岡・長崎間を短時間で走り抜けます。
そんなわけで長崎です。
コンパクトながら中華街もあり、山手に外国人居留地もあり、
同じ港町の横浜や神戸に似たところがありますね。
長崎といえばカステラ、ちゃんぽん、皿うどん、角煮まん…
などなどを思い浮かべますが、ランチならばやはりコレでしょうか。

トルコライス(980円)
下調べの段階で4店の候補がありましたが、結局は老舗に入店しました。
大正14年創業、現存する九州最古の喫茶店といわれる「ツル茶ん」。
トルコライスのバリーエーションだけで7〜8種類ありますよ。
初回ということで、基本のトルコライスを注文しました。
ピラフ&ナポリタンの土台に薄めのポークカツのせ、カレーがけ。
炭水化物の具にはタマネギやコーンが使われている程度で、ごくシンプル。
カツ&カレーを美味しくいただくための工夫でしょうか。
ピラフ、スパ、カツ、それら3者3様の個性のせめぎあいという点も
期待したかったところなのですが、これは店によりけりでしょうね。
トルコライスは料理としては明らかに炭水化物過多ですよね。
そのうえ、脂肪も加わってハイカロリー・ハイリターン。
でも、そんな料理にココロ惹かれる男子は少なくないのです。
『あぶら部』って本も出てますから。
![あぶら部 [単行本] / 市瀬 悦子 (著); 泰文堂 (刊) あぶら部 [単行本] / 市瀬 悦子 (著); 泰文堂 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/515TfTWm0uL._SL75_.jpg)
コピーは“こってり料理で男子のハートと胃袋をわしづかみ!!”
それはさておき。
長崎の繁華街を歩くと、トルコライスの文字はすぐみつかりますね。
長崎の洋食店にはほぼ必ず用意されている定番メニューのようですので、
いつか「これは!」というベスト・トルコライスにめぐりあえるといいなあ。
(星3つ★★★☆☆)
◆店舗情報
【ツル茶ん】
住所:長崎県長崎市油屋町2-47
電話:095-824-2679
営業時間9:00〜22:00
無休