2010年03月14日

ヒースロー空港でフィッシュ&チップス

チューリヒに1泊したら、早起きしてクローテン空港に向かいます。

学生のときにはさほど考えなかったことではありますが(笑)、
飛行機に乗り遅れるなど言語道断、早め早めの行動を心がけないと。

チェックインカウンターにはブロンドのお姉さん。

自分の番になって手続きをしようとすると、思いがけないことが!
なんと、お姉さんが日本語を話すのです!

航空業界に日本語を話せる方がいてもおかしくないのですが。
いきなり完璧な日本語を聞いて、メチャメチャびっくりしました。

で、非常に驚いた旨やら、通路側の席をお願いしますやら…
こっちはドイツ語で話してまして。

お姉さんの方は日本語で通してまして。

なんだか傍目にはワケのわからないことになってました。


ヒースロー空港で日本への乗り継ぎ便を待つ間、英国らしい食べ物を。

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フィッシュ&チップスですね。

町なかで見かけるやや下品なフィッシュ&チップスを期待しましたが、
空港でいただいたコレはモロにクリスピーな白身魚フライでした。


このとき、市立船橋高校のサッカー部が英国遠征中だったようで、
空港にはたくさんのサッカー部員がウロウロしてました。

市船と気づいた瞬間に思わずカレン・ロバートを探してしまいましたが、
2004年にはすでに磐田入りしていたのでしたね…


食事のあとは、日本に向かうだけ。

これで2004年夏の小旅行は終了です。

ちなみに夏の旅行ということで避暑を念頭に置いたつもりが、
この行程ではスイスも含めて全く避暑になってませんでした。


ゆかりさん、柿ちゃん、尚ちゃん、ちょっと懐かしくなかった?

(おしまい)

2010年03月13日

チューリヒ「ツォイクハウス・ケラー」でゲシュニッツェルテス&レシュティ

朝一番でヴィンタートゥールの美術館に寄ったあと、チューリヒへ。

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1週間の旅行のゴールです。


チューリヒではのんびりとお土産を調達します。

量を買ったのはチョコレート。
「シュプリングリ」と「トイシャー」でまとめ買いです。


それから、この「Somea」という店をみつけて長居してしまいました。

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2004年は個人的にアロマにハマっておりましたもので。

こちらではバスソルトやはちみつ石鹸などを調達。

【Seifen & Wohnaccessoires Somea Zürich】
http://www.myswitzerland.com/video/index.cfm?id=1113
なぜか動画もありました…


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こちらのデカいフラスコみたいなのは、量り売り飲料です。
「フォムファス」という店。日本にもありますよ。


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中規模の書店兼文房具店、でみつけたもの。
「新入学用品セット」ってことになりましょうか。


さて、ランチにはスイス料理をいただきましょう。

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ゲシュニッツェルテス・ミット・ラームゾーゼ。
仔牛肉の薄切りのクリームソース和えです。
つけあわせはRösti(レシュティ)というジャガイモ料理。

そこそこイケるのですが、だんだん腑に落ちない気分に…

この気持ちは何だろう?とモヤモヤしつつ、半分ほど食べてから判明!

これってフライブルクの学食で何回も食べた味じゃん!

そりゃー学食の味じゃ腑に落ちないっす…


(…最終回に続く)

2010年03月12日

シュタイン・アム・ラインでフェルヒェンの夕食

ファドゥーツからまたバスに乗ってスイスのBuchsへ。
Buchsからは列車に乗り、ボーデン湖方面へ向かいます。

ボーデン湖の南、北東スイスにはあまり行く機会もないので、
ザンクト・ガレンやシャフハウゼン、アッペンツェルを歩きまわろうかな…
そう思ったのですが、旅の残り時間を考えると厳しそうです。

しかし、せっかくボーデン湖畔まで来たならば、譲れないものがひとつ。

ドイツ語で「フェルヒェン」と呼ぶ魚の料理です。
(ちなみに「ヘルフェン」だと「助ける」という意味の動詞です)

そのためにシュタイン・アム・ラインという町で途中下車。
フェルヒェンが食べられるレストランを求めてさまよい歩きます。

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と、川を越えたあたりにホテルとレストランが集まった区画を発見。
よさげなレストランをみつけたら、さっそく尋ねます。

「フェルヒェンあります?」

あるそうです!やった!
ただし、レストランのオープンは夕方になってから。

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確かこちらの店だったと思います。

このレストランはホテルも兼ねているので投宿することに決め、
夕食の時間まで町歩きをすることにします。

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さきほど渡った川に、橋の上から地元の人がどんどん飛び込んでます。
涼しそうだ。

そういえば鎧塚氏も修業中にライン川でよく泳いだって話ですね。
http://www.grand-patissier.info/ToshiYoroizuka/story/story01/0007/index.html

そしてジェラート屋さんも発見!
オーストリアではケーキを食べることを使命としておりましたので、
スイスに入国したことを契機にアイス自粛令を解禁することにします。

ひとくち。
アイス自粛令を守っていた自分の馬鹿さ加減にショックを受けました。
夏はケーキより断然アイスだ…


さて、楽しい夕食の時間です。

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とても上品な料理を堪能しました。

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みじん切りの野菜の詰め物なども隠れており、繊細さにびっくり。

フェルヒェンならカラッと揚げたフライも捨てがたいのですけど。


料理をいただいてるとき、厨房の方で何かをひっくり返した音が。

続いて、シェフが?見習いの人を?罵倒する声が。

マダムが厨房に走り、とりなす声が。

そのへんのドイツ語がよく聞こえなかったのは幸いでした。


ところでフェルヒェンは、実はすでに日本に移植されています。
http://www.pref.nagano.jp/xnousei/suishi/yukimasu/yukimasu.htm

和名は「信濃雪鱒」。なので日本でも食べられるんですけどね。


ホテルの朝食はクロワッサンで、ちょっとだけラテン寄りでした。
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2010年03月11日

フェルトキルヒでバス待ちの間にケバブ

今度はインスブルックからスイスに向かいます。

しかしせっかくの機会なので、幹線移動はせず、
リヒテンシュタインに寄り道することにします。

まずはフェルトキルヒという、国境近くの駅で下車。
ファドゥーツ(首都)行きのバスを待ちます。

バスを待つ間に町を歩くと、ケバブ屋さんを発見!
迷わず購入です。

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これがこの日のお昼ごはん。もちろん羊肉ですとも。


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バスが到着したので乗り込みます。

自身46番目の訪問国となるリヒテンシュタイン。
正直、いつ入国したのか、さっぱりわかりませんでした…

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入国履歴が何も残らないことを逆手に取った観光戦略か、
ファドゥーツのツーリストインフォメーションでは、
パスポートに(有料で)入国スタンプを押してくれます。

いつだったか、「鉄腕DASH」の企画で、
TOKIOの長瀬くんがこのスタンプを押してもらってました。
確か「ディスカウントプリーズ!」と言ってみたところ、
係の人が「?」てな対応だったので、長瀬くんは
「オンリージョーキング!」と言い直してたと思います。

もちろん僕もスタンプを押してもらいましたよ。

正直、ファドゥーツ自体には何があるというわけでもなく(失礼)、
町歩きをするなら、隣町の方が生活感があってよさげな印象でした。


リヒテンシュタインが話題になるのは「ヘタリア」くらいだろうなあ…

2010年03月10日

インスブルックでフォレレ(鱒)のランチ&「カフェコンディトライ・ムンディング」でイチゴのタルト

チェスキー・ブデェヨヴィッツェから列車で約1時間。

オーストリアのリンツに到着。リンツァー・トルテのリンツですね。

そして今度はリンツから約2時間かけて、チロルのインスブルックに到着。

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ここでも清潔なペンジオンをみつけることができました。

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インスブルックの書店では欲しい本がみつかりませんでしたが、
代わりに変な本をみつけました。

The Va Dinci Cod (GollanczF.)

The Va Dinci Cod (GollanczF.)

  • 作者: Adam Roberts
  • 出版社/メーカー: Gollancz
  • 発売日: 2006/05/11
  • メディア: ペーパーバック



「ザ・ヴァ・ディンチ・コッド」。
最近、日本でも新刊が出たダン・ブラウンの代表作のパロディ本です。
買いませんでしたけど。


さてインスブルックでのごはんはコレ。

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フォレレ・ゲブラーテン。鱒ですね。魚好きの日本人の口に合います。

欧州を歩いていると、どうしたって肉食に偏りがちなので、
魚がある場所では素直に魚をいただくことにしています。


そして別のカフェ・コンディトライ「ムンディング」でデザートを。

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イチゴいっぱいのタルト。おいしかったです。


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食後、散歩していると路上アーティストがマリア様?を描いていました。

2010年03月09日

チェスキー・クルムロフでカワカマスのランチ

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路面電車に乗ってちょっとお出かけ。
フンデルトヴァッサー建築を見に行きます。

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フンデルトヴァッサーハウス。実は市営住宅です。

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クンストハウスウィーン(フンデルトヴァッサー美術館)の入口。

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シュピッテラウ焼却場。フランツ・ヨーゼフ駅の近くにあります。

フンデルトヴァッサーゆかりの建築を訪ね歩くつもりで、
この旅行ではブルマウ温泉にも行ってみる予定でした。
http://wien-jp.com/wien-jp/blumau.php

ウィーンで2日間ゆっくり過ごし、3日目の朝に移動開始です。

ブルマウ行きのチケットを買ったところまでは良かったのですが…

該当する列車が出発するホームがみつからない。

なんと出発駅を間違えていたのです!

駅が違ってもチケットは購入できますので。

出発の時間は迫っていたので、別の駅まで移動する時間はない。

あっさり予定を変更して、チェコに寄り道することにしました。

とはいえ、チケットの払い戻しにはそこそこ労力を費やしましたが。

(※いまウィーン南駅を中央駅にすべく、工事中だそうです。)


ウィーンから列車に揺られること4時間半。

チェコのチェスキー・ブデェヨヴィッツェに到着。

途中、1回乗り換えがありました。

乗り換えの際、同じ列車に日本人男性が乗り合わせてたことがわかり、
松葉杖をついてらしたので、乗り換えの間だけ荷物をお持ちしました。

チェスキー・ブデェヨヴィッツェで男性と別れ、宿探しです。

駅近くの宿を確保し、荷物を置いたらバスターミナルに向かいます。

行き先は世界遺産の小さな町、チェスキー・クルムロフ。

ここにもエゴン・シーレの美術館があります。

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こちらでいただいたチェコごはんは…

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前菜の、薄い豚肉のピカタとサラダ。

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メインのカワカマスのフライ。

カワカマス(英名パイク)は見た目ワニみたいな獰猛な魚ですが、
味はなかなかのものですよ。


チェスキー・ブデェヨヴィッツェのバスターミナルに戻ると…

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突然の大雨でみんなが足止めされます。

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でもしばらくして雨が上がると、ダブルレインボーが出現!

2010年03月08日

ウィーン「ペンジオン・シティ」のビュッフェ朝食

マナさん誕生日おめでとうございます〜


ウィーンでの宿泊先は「ペンジオン・シティ」というところ。

グリルパルツァーの生まれた建物なんだとか。

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標準的なペンジオンですが、市内中心部にあるのは便利です。

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シャワーは新しくしたばかりなのか、キレイでした。
ドライヤーも常備されてます。


ゲルマンの国では、朝食付きの宿を選んだほうが合理的。

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テーブルに朝食の用意がされています。

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ハム、チーズ、レバーペースト、ジャム、ヨーグルト…
ビュッフェ方式で好きなものをいただきます。
日曜なのでタマゴもありますね。

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席に着いて、いただきます〜
オーストリアではこの「ゼンメル」というパンが一般的ですね。

2010年03月07日

ウィーンのスーパーマーケット

ウィーンのバロック建築ふたつ。

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ウィーンで2番目に古いといわれるペーター教会。
古いはずなのにバロック様式なのは、建て直されているから。

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カール教会。ときどき教会コンサートを開催してます。
この教会の前の池のほとりでぼーっとするのが好きでした。


さてちょっと目先を変えて、今回はスーパーの内部からお伝えします。

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ベリーいろいろ。
緑はセイヨウスグリ、奥の黒いのはブラックベリー、左の赤いのが赤スグリ。

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いろとりどりのパプリカ。

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果物や野菜の量り売り機械。
該当するものをのせて番号を押すと、重量ぶんの値段シールが出てきます。

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えーと、「コ厶ブチャ」とありますが、「昆布茶」ではないらしいです。
商品名はナゼだか「カーぺ・ディエム(いまを生きる)」。


なにはともあれ、スーパーと市場をウロウロするのが好きです。

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ナッシュマルクト(市場)が休みだったのが悔やまれます。

2010年03月06日

ウィーン「グラーシュムゼウム」で牛肉のグラーシュ

かさばらず軽いポストカードは、気楽なお土産。

この旅行中、いつもポストカードを眺めては目移りしてました。

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で、このディスプレイの店の近くに、グラーシュの専門店があります。

その名も「グラーシュムゼウム(グラーシュ博物館)」。

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グラーシュだけで何種類もあります。

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注文したのは確か、“Rindsgulasch mit Kartoffeln”
牛肉のグラーシュ、ジャガイモ添え…だったと思います。

なんかね、突然ひさしぶりにグラーシュを食べたくなったんです。

よさげなカフェでもあれば、別に専門店に行かなくてもいいんですが。

ウィーンのグラーシュは香辛料が控えめでマイルド。
イメージとしては洋食の「ビーフシチュー」ですね。

日本でいえば、カレーを食べるような感覚でしょうか。


◆店舗情報
【Gulaschmuseum】
住所:Schulerstraße20,1010Wien
営業時間9:00〜24:00(土日祝10:00〜24:00)
http://www.gulasch.at/

↓ウィーンのグラーシュを紹介しているサイトなら
http://www.geocities.jp/gulaschtaishi/

2010年03月05日

【閉店】ウィーン「カフェ・レーマン」でエスターハーズィートルテ

ウィーン市内を歩けば、たいがい世紀末建築にぶつかります。

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カールスプラッツ駅、オットー・ヴァーグナー作(1899年)。

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分離派会館、ヨーゼフ・マリア・オルブリヒ作(1898年)。


一方でこちら、見た目は古そうな建築なのですが…
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ネオ・ゴシック建築の市庁舎。1872〜1883年に建てられたもの。

それぞれ近い時代に造られた、比較的新しい建築が多いのですね。
これはオーストリア史をちょろっとかじると、すぐわかります。

もちろん古い建築もありますが。そして建て直されたりもしてますが。


3つめのケーキは「カフェ・レーマン」でいただきます。

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羽根模様で有名なエスターハーズィートルテ。
へーゼルナッツの生地とバタークリームが層になってます。
しっかりとあまーい、濃厚なケーキですね。

※カフェ・レーマンは2009年に閉店したとのことです。


2日間のウィーン滞在で食べたケーキは3個で打ち止め。

甘いものが続いたので、しょっぱいものもどうぞ。

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ケーゼクライナー。チーズの粒入りソーセージです。

単品だとコッテリしすぎかもですが、ビールにはよく合います。

2010年03月04日

ウィーン「オーバーラー(OBERLAA)」でオーバーラー・クーアバート・トルテ

ウィーンには美術館がたくさんあります。

滞在時間の限られた旅行者は、美術史美術館ではアルテ・マイスターを、
オーストリア美術館ではクリムトを観るパターンが多いでしょうか。

実は絵を観る行為は、思った以上に目も頭もカラダも酷使します。
そのため、美術館を訪れるなら1日1館のみ、と決めています。

クリムトも観たいなあ…と思いつつ(卒論のテーマがクリムトでした)、
今回は新しくできたレオポルト美術館に行くことにしました。

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エゴン・シーレのコレクションで有名です。
http://www.leopoldmuseum.org/

著作権のアレコレがコワいので、絵画の画像はナシですけど。

建物の前にはピンクの椅子みたいなオブジェがたくさんあります。

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「芸術とはコミュニケーションである」
「コミュニケーションは芸術にあらず」

そう書いてありました…


さて2個目のケーキは「オーバーラー」でいただきます。

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オーバーラーの店舗はウィーンのあちこちにみられます。
甘すぎない、シンプルで万人好みのケーキが特徴。

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こちらでいただくのは「オーバーラー・クーアバート・トルテ」。
チョコレートとナッツのコンビネーションの、店名を冠したケーキです。

さきほど「甘すぎない」とか書いたばかりなんですけど、
これはミルクチョコレートを使っていることもあって、
けっこう甘いタイプだと思います。

なのでサイドの飲み物は濃いコーヒーに限ります。


いまでは当たり前のように町に溶け込んでいるオーバーラーですが、
伝統的なウィーン菓子を軽やかに進化させた先駆者といえましょう。

菓子職人カール・シューマッハ氏の功績です。


◆店舗情報
【Kurkonditorei OBERLAA】

◇Neuer Markt 16,1010Wien(Konditorei & Restaurant)
電話:+43-1-513 29 36
営業時間8:00〜20:00

◇Babenbergerstraße 7,1010Wien(Konditorei & Restaurant)
電話:+43-1-586 72 82
営業時間8:00〜19:00(日祝10:00〜19:00)

◇Landstraßer Hauptstraße 1, 1030Wien(Konditorei & Restaurant)
電話:+43-1-715 27 40
営業時間8:00〜19:00

◇Naschmarkt 175,1040Wien(Konditorei)
電話:+43-1-587 46 33
営業時間9:30〜19:00(月〜土)

◇Josefstädter Straße 31,1080Wien(Konditorei)
電話:+43-1-405 79 28
営業時間9:00〜20:00

◇Kurbadstraße 12,1100Wien(Konditorei & Restaurant)
電話:+43-1-689 25 89
営業時間9:00〜19:00

◇Café Dommayer(Alt-Wiener Kaffeehaus)
Dommayerg. 1/Auhofstraße 2,1130Wien
電話:+43-1-877 54 65
営業時間7:00〜22:00

◇Währinger Straße 108,1180Wien(Konditorei)
電話:+43-1-479 23 97–0
営業時間8:30〜19:00

http://www.oberlaa-wien.at/index.php

2010年03月03日

ウィーン「ハイナー(L.Heiner)」でベリーのケーキ

オーストリア入国。実に10年ぶりのウィーンです。

地下鉄で市内に出て、まず宿を確保します。

「Ich möchte zwei Nächte bleiben. Haben Sie ein Einzelzimmer?」

旅行会話は“慣れ”なので、1回覚えたフレーズは忘れないものです。

そして、えてして間違って覚えてしまったままだったりもします…

ウィーン中心部にある、格安のペンジオンの部屋が空いてました。

「Darf ich mein Gepäck hier lassen?」

掃除の時間があるので荷物を預け、さっそく歩き出します。

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中心部にそびえるゴシック様式のシュテファン大聖堂にご挨拶。
実は地下にカタコンベもあります。

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アンカー時計。
ふたつの建物を結ぶ回廊に設置された、有名な仕掛け時計です。
「保険は大事だよ〜」って意図が描かれてるとか、いないとか。

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ガラス瓶の口元で息を吹いて曲を演奏してるイケメンたち。


さて、ウィーンの味覚といえば…

ウィーン菓子ですよ、やっぱり。

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1個目のケーキは老舗の「ハイナー」でいただきます。

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選んだのはベリーのケーキ。


イチゴ、ラズベリー、ブルーベリー、赤すぐりがゼラチンで固められ、
涼しげです。
チョコレートスポンジにも甘酸っぱいクリームがはさまれてます。

夏にはこんな爽やかなケーキも、よいものです。



◆店舗情報
【Cafe Konditorei K.u.K. Hofzuckerbäcker L. Heiner】

◇L. Heiner Kärntnerstraße
住所:Kärntnerstraße21-23,1010Wien
電話:+43-1-512 68 63
営業時間8:30〜19:30(日・祝10:00〜19:30)

◇L. Heiner Wollzeile
住所:Wollzeile9,1010Wien
電話:+43-1-512 23 43
営業時間8:30〜19:00(日・祝10:00〜19:00)

◇L. Heiner Perchtoldsdorf
住所:Wienergasse16,2380 Perchtoldsdorf
電話:+43-1-869 01 07
営業時間8:00〜19:30(日・祝9:00〜19:30)

◇L. Heiner Simmering(Produktion, Verwaltung und Backstubenverkauf)
住所:Simmeringer Hauptstraße 423,1110 Wien
電話:+43-1-769 68 58
営業時間6:30〜18:30(土曜6:30〜17:00、日・祝7:30〜17:00)
※こちらの店で現在、辻調の田中麻衣子さんという方が研修中。
↓工場にある機械の紹介など、レポートが面白いのです。
http://blog.tsuji.ac.jp/column/「ウィーン研修日記」

◇L. Heiner Stockerau
住所:Dr. Karl Renner Platz1,2000 Stockerau
電話:+43-2266-64 188
営業時間
パン6:00〜18:30(土曜7:00〜17:00、日・祝7:30〜17:00)
カフェ8:00〜19:00(日・祝9:00〜19:00)

http://www.heiner.co.at/

2010年03月02日

ロンドンのホテルでマズい夜食&ヒースロー空港でイングリッシュ・ブレクファスト

真夜中になって、ようやくヒースロー空港に到着。

本来なら乗り継ぎで夕方にはウィーン入りするはずが、
ロンドンで1泊することになりました。

空港に近いホテルを英国航空側が手配してくれるのでひと安心。
ただし「ほぼ乗客全員分」の手配というのは時間がかかります。

みんな疲れているので、おとなしく並んで自分の番を待ちます。
並んでいると、たまたま前後が日本の方でしたので、少し会話を。

こんなとき「やれやれ」と言い合えるのはホッとするものです。

ひとかたはヨットレースの審判!を務めるため北ドイツへ向かう途中。
もうひとかたはアイルランドに向かう途中の、うら若き女性でした。

これまた、たまたま英国航空の地上係官が日本の方だったので、
英語で折衝をせずに済み、疲れた頭と体にとっては幸いでした。

乗り合いとはいえタクシーでホテルに連れていってもらい(楽だ…)、
チェックインを済ませると、右手に夜食の用意をしてる人を発見!

コック帽をかぶってローストビーフをスライスしてました。
こんな遅い時間でも食事のサービスがあるのは、さすがだなあ。

部屋に行く前に、さきほどのおふたかたと一緒に夜食をいただくことに。

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見た目がけっこうイケてましたので、一瞬期待するのですが…
これがまた、お約束のマズさ。

味付けはほとんど“酸味”しかないのでした。

せめて塩をくれたら…そう思うのですが、
ホテルも食事もタダですので、贅沢は言えませんね。

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ホテルの部屋は、おひとりさまにはじゅうぶんな広さ。
巨大なホテルでした。

あとは寝て疲れをとるだけ。

ヨット審判の方がカードキーを使ったら、すでに使用中の部屋だった…
というトラブルもありましたが。


ウィーン行きは早朝便なので、早起きしてシャワーを浴びて、出発。

そして空港内の薄暗いパブでイングリッシュ・ブレクファストです。

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少なくとも昨晩の夜食の50倍くらいはウマい。

英国式朝食はどこで食べてもほとんどハズレなしだと思います。

肉とポテトとタマゴ、塩と油脂の組み合わせでハズす方が難しい…


ウィーン行きの機内でも軽食が出ました。

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これも昨夜の夜食よりも20倍はウマい…

2010年03月01日

BA(英国航空)成田→ロンドン便の機内食

恒例の東京女子医大での検査の前に、2週間ダイエットをします。

その間“つなぎ”ということで「外国ごはん」をUPしようと思います。

リトアニアから帰ってきてないのに…というツッコミが聞こえてきそう。


今回は2004年夏の、オーストリア→スイスへの小移動旅行です。

利用航空会社はブリティッシュ・エアウェイズ。安かったので。

移動型旅行の場合、例によって荷物は少なめ。

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以前にも使ったことのある画像ですけど。
ユニクロのバイスィクルリュック。

機内は乾燥するので水を持ち込んでましたが、
いまはダメなんですよね。
(※荷物検査の後であれば、飲みものは買って持ちこめます)

このとき機体の到着が遅れており、出発前に空港で食事をば。
少しの間日本を離れるのだから、寿司やら蕎麦やら選べばいいものを…

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なぜステーキを注文するのか。


機内食はこんなのでしたよ。

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BA機はまずロンドンに向かいます。