2010年06月07日

「シンガポールと私」

歩行者用の信号が、せっかち。
エスカレーターも、ちょっとせっかちのような気がします。

赤道直下にあるシンガポール。
もちろん高温多湿なのですけど、意外に過ごしやすいかもしれません。
海に囲まれているせいか良い風が吹いて、日陰に入れば快適です。
陽が沈んでいる間は気温も下がりますし。
街を歩く人たちも、あまり汗をかいていないように思います。
そもそもスリムな人が多い。
赤道直下ではデブは生きていけない…のかも。

生まれてはじめて飛行機に乗り、降り立ったのがチャンギ空港でした。
オーストリアへのトランジットだったので入国しませんでしたが、
チャンギ空港のトランジットモール=シンガポールのイメージでした。
コスメやブランドショッピング目的で訪れる、人工的な都市国家。
いま思えば偏ったイメージでした。
オーチャードのショッピングセンター群は人工的なイメージそのもの。
でも中心部を少し外れると、ベースはやはり東南アジアなのです。
必ずしも清潔とはいえない場所も、少なからずあります。
それもシンガポールです。

ただし、今後もより便利に清潔な方向で新しいものが作られていくはず。
高層団地の数々やMRTの駅に近接したショッピングモールの人出を見れば、
その流れは止まらないと思います。

移動中に携帯電話に夢中になっている人が多いのは日本と同じですね。

厳しい刑罰も有名ですが、ゴミも落ちてますし、歩きタバコもみかけます。
人が生活する以上、何もかも完璧というわけにはいかないのでしょう。
公共交通機関での禁止事項はキッチリ守られているようなので、
刑罰にかなりの抑止力があることもまた事実なのでしょうけど。

おそらく、若い時にシンガポールを訪れても面白くはないと思います。
でも、いくつか国をまわったあとでシンガポールの成り立ちを知ると、
興味をひかれる部分がいくつも出てきます。
しかも便利で安全、言葉の問題もなく、特別に外国人扱いもされません。
日本人が滞在して、もっとも気楽でいられる国のひとつだと思います。

今回の訪問では、当初の予定の半分もこなせませんでしたけど、
旅の中継地として何度でも訪れたらよいのですよね。

お土産には「マカン・スートラ」という本を買いました。
シンガポールのB級グルメガイド。
アマゾン・ジャパンでは取扱がないんです。

ラッフルズホテルのロゴ入り傘にもちょっと惹かれましたけど、
ホテルから持ち逃げした感じも否めないので、やめときました。

ラッフルズホテルを見たとき、ココロの中に流れたBGMはなぜか、
「リバーサイドホテル」でした。
「ホテル・カリフォルニア」では乾燥しすぎかと。
ラベル:シンガポール

2010年06月06日

軽食・飲み物・氷菓など

キリニー・コピティアムの本店ではカヤトーストをいただきました。

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キリニーの本店って、意外にも昔ながらの食堂チックなのでした。


そしてチャンギ空港内のキリニーでコピ。コーヒーですね。

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コピにはあらかじめ練乳と砂糖が入ってますが、
他に「kopi-O(練乳なし)」や「kopi-C(ブラック)」など、
名前で中身に違いのあることを、今回初めて知りました。

わかんないことがあったら、聞いてみるのが基本ですね。


チャイナタウン「東興」のエッグタルト。

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ひし型というか舟型?
レモン風味の、ちょっと変わったエッグタルトです。


特徴的な飲み物としてはコレ。

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バーリー。大麦を煮出して作る飲み物です。
ほんのりとした甘さで、甘酒を薄めたような印象。

これはサワーソップという果物のジュース。

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甘酢っぱくて、すりおろしたリンゴのような味。繊維質です。

他にもスイカやマンゴーなどの生ジュースをよく飲みました。

ライムジュースやアイソトニック飲料も暑い国では必飲です。

コンビニ飲料では日本のポッカの製品をよく見かけますが、
それ以上にシンガポール製品が多いのが、少し意外でした。

食品の輸入国かつ食品加工が発達している国、ということですね。


冷たいデザートもいただいてみました。

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アーモンドゼリー&ロンガン。杏仁豆腐と龍眼 on the かき氷です。

ロンガン(果物)を食べたくなったもので。

下のかき氷がライチ味なのかアロエ味なのか、さわやかな甘さでした。

果物ではほかにタイ産のマンゴスチンやローズアップルを食べました。


もうひとつはチェンドル。

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これは仙草ゼリー入りでした。
「アイスカチャン」と明確な違いがあるのかわかりませんが、
ココナッツミルクと小豆、緑のゼリーの組み合わせが基本のようです。

以上、今回の「シンガポールごはん」でした。

2010年06月05日

マレー菓子の世界

豆と砂糖、餅などの生地、寒天か葛…

和菓子に使われる素材は限られていますが、
四季や自然を取り込むことで彩を表現しますね。

マレー菓子はどうでしょう?

よく使われる素材はココナッツ、もち米や米粉、パームシュガー、
小豆や緑豆、サゴ、タピオカ、パンダンリーフなど。

パンダンリーフはパンダンナッツパームの葉で、
香りづけや緑色を出すのに利用されます。

熱帯特有の素材を除けば、和菓子と共通点があるかもしれません。
もちもちプルプルな、なじみのある食感も多いと思います。

ただし、色彩については派手なものが目立ちますね。

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緑のがクエ・タラム、レインボーカラーのがラピス・サグ。
一番右は現地名がわかりませんでしたが、ベイクドタピオカかと。

クエ・タラムはココナッツミルクであえたもち米の層に、
パンダン風味の緑色のプリンをのせたもの。美味しいです。

ラピス・サグはおそらく米粉+ココナッツミルクを使った
餅菓子的なもので、それぞれに色をつけた層が特徴ですね。

ベイクドタピオカは、キャッサバをすりおろしたものに、
タマゴやココナッツミルクをあわせて焼き上げたもの。
ちょっと不思議な食感です。

ここでちょっと確認。
ココナッツミルクに入った半透明なパールのデザート、よく見ますね。
あれのことを全部「タピオカ」って名前で片づけちゃってますけど、
サゴ椰子由来の「サゴ」とキャッサバ由来の「タピオカ」があります。

で、マレー菓子のレシピでは、キャッサバをそのまま使ったものを、
「タピオカ・ルーツを使用」と記載しているようですね。

そしてあの半透明のパールについては「サゴ」と記載することで、
素材を分類しているようでした。僕の持ってるレシピ本では。


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赤いのがアンクー・クエ、青いのがプルッ・インティ。

アンクー・クエは本来、赤ちゃんのお祝い用のお菓子らしいです。
中には緑豆の黄色い餡が。餡はちょっとパサっとしてます。

プルッ・インティの鮮やかなブルーには驚かされますが、
マメの仲間の青色の花からとった着色料なのだとか。
ココナッツミルクであえたもち米に青で着色し、
ココナッツフィリングをのせて成形したもの。

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ピサン・クエ。
これはバナナを包んだココナッツプリン的なもので、
食べやすく、ハズレはないと思います。

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クエ・ラピス。
バームクーヘン的なものですね。
でも小麦粉は入ってないんじゃないかな、と思いますけど。

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これも現地名はわかりませんでした。
サゴをかためてココナツをまぶしたものに蜜がかけられてます。
くずもちに近い感覚です。


代表的なマレー菓子をいくつかいただいたつもりですが、
これは意外に奥の深い世界かもしれません。

そして、お酒を飲まない文化とかかわっているようですので、
酒飲みには用無しの世界かもしれません。

2010年06月04日

インド料理寄りシンガポールごはん

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スリ・マリアマン寺院。シンガポール最古のヒンドゥー教寺院です。
リトルインディアではなく、チャイナタウンにあるんですけどね。


そんなわけでインド料理寄りシンガポールごはんです。

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ロティ・プラタ(2枚で1.4S$≒90円)。
テッカ・センターのザ・ロティ・プラタ・ハウスのもの。

生地を薄く広くのばしたものを鉄板の上で素早く焼き上げます。
全然オイリーじゃなくて、サックリと美味しいロティでしたよ。


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マトン・ムルタバ(Sサイズ、4S$≒260円)。
シンガポール・ザム・ザム・レストランのもの。

ロティの生地で具をくるんで焼いてあります。
これはマトンの挽肉とタマネギとタマゴ入りなんですけど、
Sサイズでも30pくらいあるので要注意です。


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ナシ・ビリヤニ(4.2S$≒280円)。
テッカ・センターのアラーディンズ・ビリヤニのもの。

スパイス入りの炊き込みごはんに、煮込まれたチキン。
添えられたカレーと一緒にいただきます。


あとは南インドの辛いカレーをいただくつもりだったのですが、
一身上の都合により、辛い物を控えることになったのでした…

2010年06月03日

マレー料理寄りシンガポールごはん

今度はマレー料理寄りのシンガポールごはん。
ココナッツミルクやエビ由来の調味料をよく使うようです。

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テッカセンター内の店のミー・ゴレン(4S$≒260円)。
焼きそばですね。むしろ中国料理寄りなのかもしれませんが。
唐辛子の輪切りが入って、やや辛目に仕上がってます。

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キリニー・コピティアムのラクサ(3.6S$≒230円)。
キリニーのメニューはカヤトーストだけじゃないんですね。
ココナッツミルク+チリペースト+エビのダシにビーフンの麺入り。
イカ団子とゆでタマゴ、お揚げが入ってます。

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同じくキリニー・コピティアムのミー・レブス(3.8S$≒250円)。
福建麺にカレーソース。グリーンチリが添えられます。
カレー南蛮ふうな印象でした。

今回は諸事情によりあまりマレー料理を堪能できませんでしたので、
次回はプラナカン料理も含めて楽しみたいと思います。

2010年06月02日

中国料理寄りシンガポールごはん

シンガポールでの食事はホーカー(集合屋台)やフードコートが便利。
しかも安い。たいていの料理が5S$(≒320円)以下で食べられます。

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テッカ・センター内の店で食べたキャロット・ケーキ(2S$≒130円)。
細かく刻んだ大根餅をタマゴや野菜と一緒に炒めたもの。
エビや魚介などが入ると4S$ほどになります。
甘口の「ブラック」と塩味の「ホワイト」があります。

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フードリパブリック内「泰豊」のフライドホッケンミー(4.5S$≒290円)。
ホッケンミーは福建風焼きそば。汁気のある海鮮皿うどん的料理です。
小麦の黄色麺と白いビーフンのミックスがお約束。


海南チキンライスは2店でいただきました。

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マクスウェルフードセンター内「天天海南鶏飯」のもの(小3.8S$≒250円)。
海南鶏飯の名店です。鶏がツヤツヤぷりぷりで、スープも美味しい!
チリソースが思ったよりも辛めですが、いい味出してます。

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ダウンタウンイースト内「ミスター・チキンライス」のもの(4.2S$≒270円)。
有名な「チャターボックス」のシェフが独立して始めた店で、
ファストフード店チックなのですが、いつも混みあってます。
タレがたっぷりかけられて、一品ものの茹で鶏のような印象。
キャベツの入ったスープは薄味で、ちょっと物足りないかも。

チャターボックスの海南鶏飯は24S$(≒1500円)しますから、
庶民的な価格に抑えるには工夫が必要なのでしょうね。

2010年06月01日

シンガポール

訪れて落胆する名所のトップ3、「世界3大がっかり」。
コペンハーゲンの人魚姫、ブリュッセルの小便小僧、
そしてシンガポールのマーライオンが選ばれています。
(シドニーのオペラハウスがカウントされる説もあります)

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そんなわけで、行ってきましたシンガポール。
これが50番目のメモリアル訪問国。
煩悩の数だけの国を旅する野望も一歩前進です。

これで「世界3大がっかり」も無事に制覇できました。